リョウブの蕾を食べるキドクガ(蛾)幼虫
2007年7月下旬
以前お伝えした交尾中のヨツスジハナカミキリの隣で発見した毛虫です。
夕方で暗くなってきたので現場での撮影は諦めて持ち帰りました。
蕾を食べる毛虫は初めて見ました。
花粉や蜜などを含み葉よりも栄養価が高いのでしょうか。
リョウブの葉の方は与えても口を付けませんでした。
現場では白い花の樹種が分かりませんでした。
毛虫の方はカラフルな模様と頭部の黒い毛束からキドクガ(Euproctis' piperita)の幼虫とすぐ判明。
その食餌植物(食草)リストから花や葉などの特徴が一致するものとしてリョウブと分かりました。
こうした自然観察のちょっとした謎解きは楽しいものです。
植物と虫の結びつきが強い場合は、片方の名前が分かればもう一方を調べる上で重要な手がかりになります。
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