2024/12/19

霧のたちこめる深夜に雪山でニホンカモシカの溜め糞場を通り過ぎるホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年1月中旬 


シーン1:1/9・午後14:01・くもり・気温11℃(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
雪が積もった里山で、スギの木の下にあるニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr2をトレイルカメラで見張っています。 
周囲はスギと雑木(ミズナラやアカマツ、ハリギリなど)の混交林です。 
画面の左下から右上に向かって山の緩斜面になっています。 
奥には巨大な倒木(落葉性広葉樹)が見えます。 
スギ樹上からの落雪により雪面は荒れていて、落葉落枝も散乱しています。 
カモシカが残した複数の糞塊は、雪で埋もれてしまって見えません。 


シーン2:1/18・午後23:55・気温1℃(@0:03〜) 
夜霧の立ち込める深夜に、ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が単独で現れました。 
右から緩斜面を降りて来て、雪に埋もれた倒木を跨いで乗り越え、カモシカの溜め糞場sr2の匂いを嗅いでから左に立ち去りました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 


元々ここはタヌキの溜め糞場なのかもしれない、という可能性を思いつきました。 
しかしトレイルカメラによる監視を続けたり、夏に現場検証したりすると、それは否定できました。 


つづく→

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