前回の記事:▶ 年始の朝に越冬用巣穴に戻る雪国のニホンアナグマ【トレイルカメラ】
2024年1月中旬・午後17:55頃・気温-3℃・日の入り時刻は午後16:42
雪が積もった平地の二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の越冬用営巣地(セット)を自動センサーカメラで見張っていると、ある晩に1頭のアナグマが短い冬眠から目覚めて巣の外に出てきていました。
上を向いて風の匂いを嗅いでから毛繕いを始めました。
巣口R周辺の匂いをしきりに嗅ぎ回っているものの、一歩も動きませんでした。
巣内Rに戻るまで見届けられず、残念でした。
暖冬で積雪量が少なく、地面があちこちで露出しています。
アナグマの越冬行動に暖冬がどのような影響を及ぼすのか、何年も継続して観察する必要があります。
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