前回の記事:▶ 雪で埋もれたニホンアナグマの越冬用営巣地で換気口を発見?
2024年1月上旬・午前6:58・気温-1℃・日の出時刻は午前6:52
平地の落葉した二次林で、早朝にニホンアナグマ(Meles anakuma)が単独でぶらぶら歩いて越冬用営巣地(セット)に戻ってきました。
素人目には♀に見えます。
雪面は凍結(クラスト)しているようで、アナグマは足が全く潜らずに歩けています。
年末にようやく根雪が積もったと思いきや、暖冬で積雪がどんどん溶けていて、林床のあちこちで地面が露出し始めています。
巣口Rで立ち止まって何度も身震いすると、ちらっとカメラ目線になりました。
最後にようやく巣穴Rの奥にゆっくり潜り込みました。
雪に覆われた冬の森で何か餌が取れるとは思えないのですが、朝帰りするまでニホンアナグマ♀は一体どこに行っていたのでしょう?
近所のホンドタヌキと新年会でもしていたのか、それともトイレ(溜め糞場)に行っていたのかな?
出巣の瞬間を監視カメラが撮り損ねたということは、巣口Rから手前に向かって外出していたと推測されます。
冬眠の合間に外気を吸うためだけに、左の巣口Lから出て右の巣口Rに入り直しただけ、という可能性もあり得ます。
雪面に足跡が残らないので、どちらが正しいか分からないのです。
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