2024年1月上旬
シーン1:12/28・午前11:58・晴れ・気温16℃(@0:00〜)
年末にたまたま撮れた現場の様子です。
雪の積もった里山でスギの木の下にあるニホンカモシカ(Capricornis crispus)の塒 を自動センサーカメラで見張っています。
関連記事(同所で撮影)▶ 雪山でニホンカモシカが塒入りしてから立ち去るまで【トレイルカメラ:暗視映像】
隣に生えていたスギの幼木が強風により根元から倒れ、斜めに寄りかかっています。
(本来は間伐すべき株なのでしょう。)
この倒木はまだ生きて、横枝の葉が青々と茂ったままです。
そのために、塒 で休むカモシカにとって周囲からの目隠し(隠れ家)になったり風を少しでも遮ってくれたりと、塒 の位置を選定する上で重要なポイントになったのかもしれません。
シーン2:1/5・午前10:42・晴れ・気温1℃(@0:04〜)
年末にようやく根雪が積もったと思いきや、暖冬のため年明けには雪山でも積雪がかなり溶けていました。
地面が一旦露出すると、太陽光で温められるためにそこから雪解けが一気に進みます。
昼前にカケス(Garrulus glandarius)が右からひょいと登場しました。
斜めに倒れかけたスギ幼木の枝葉を伝って、ピョンピョン上へ移動していきます。
このときはカケスが何をしに来たのか、分かりませんでした。
もしかすると、見慣れないトレイルカメラを目ざとく見つけたカケスがさり気なく偵察に来たのかもしれません。
※ 動画の後半は、1.5倍に拡大した上で逆光補正を施しています。(@0:39〜)
奥に見える白い雪面が眩しい逆光になっているせいで、手前の暗い地点に居る鳥の羽の色がよく見えません。
私の使っている動画編集ソフト(Kdenlive)には疑似HDR処理をしてくれるエフェクトがないので、逆光補正で代用しました。
逆光補正してようやく、鳥の正体がカケスだと判明しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿