2022/10/09

仲間を待つ間に夜の獣道で毛繕いするハクビシン【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年7月中旬・午後22:23
前回の記事:▶ 川沿いの獣道を夜にペアで歩く隻眼のハクビシン【トレイルカメラ:暗視映像】

自動撮影カメラ(トレイルカメラ)で川沿いのコンクリート護岸を監視していると、ハクビシン(白鼻芯、白鼻心;Paguma larvata)3頭の家族群が登場しました。 
前回は2頭しか登場しなかったので、てっきり子別れしたのかと予想していたのですが、違ったようです。 

先頭切ってやって来た個体aが後続の個体を待つ間にコンクリート護岸に座り込み、カメラを見上げています。 
右前脚を念入りに舐めて毛繕いしました。 
ハクビシンの毛繕い行動は初見です。 

やがて2頭目b(右目が失明した隻眼)が左から(上流から)登場し、座っている個体aを追い越しました。
隻眼の個体は今回も仲間から少し遅れて夜道を歩きます。 
カメラを設置したニセアカシアの木の根際にある穴をくぐって3頭目cが続けて登場。 
3頭が連れ立って右へ(川沿いを下流へ)移動しました。 


ブタナの花蜜を吸うクロマルハナバチの雄蜂♂

 

2022年7月中旬・午後12:30頃・晴れ 

峠道の道端に咲いた外来植物ブタナの群落でクロマルハナバチ♂(Bombus ignitus)が忙しなく訪花していました。 
本種は性的二型です。
雄蜂♂はカラフルな体色で、個人的に好きなマルハナバチです。 
雄蜂♂とブタナの組み合わせは初見です。
関連記事(2年前の撮影)▶ ブタナの花で採餌するクロマルハナバチ♀
蜂が頭花に訪れると、その重みでブタナの細長い茎が激しくしなり、吸蜜後に飛び立つと茎が反動で跳ね上がります。 
隣に咲いているシロツメクサの花には見向きもしませんでした。 

※ 蜂の羽音♪が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
草むらでキチキチキチ…♪と乾いた声で鳴いている虫(直翅目)の名前が思い出せません。 

2022/10/08

夏のスギ林でタヌキの溜め糞に群がるキンバエ他

前回の記事:▶ 夜の雪山でトレイルカメラを気にするも、日が経つと馴れるタヌキ【暗視映像:トレイルカメラ】

2022年7月中旬・午後14:50頃・くもり 

3月中旬までトレイルカメラで監視していた溜め糞場sに久しぶり(4ヶ月ぶり)に来てみると、ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)の新鮮な糞が残されていました。 
場所は里山にスギを植林した区画の林道で、林床は昼間も薄暗いです。 
晩秋から積雪期(冬〜春)はタヌキが全く排便しなかったので、てっきりもう溜め糞場として使われなくなったと私は思い込んでいました。 

「うんちレストラン」に来ていた昆虫は、主にメタリックグリーンのキンバエ(種名不詳)でした。 
他には別種の見慣れないハエが来ていました。 
平均棍の鱗片が茶色です。 
真面目に検討していませんが、ニクバエまたはフンバエの仲間なのかな? 

糞虫が下に潜り込んでいるようで、糞塊全体がときどき上下にモコモコと動きます。 
グラグラと地殻変動しても、糞に乗ったハエは平気で吸汁を続けています。 

糞をよく観察すると果実の種子が混じっていて、タヌキが種子散布に貢献していることが分かります。 
今回の古い糞に大量の白っぽい獣毛が混じっているということは、タヌキが何か小動物を捕食したのか、それとも死骸を食べたのでしょう。 

復活した溜め糞場sに再びトレイルカメラを設置し直すことにします。 
つづく→
右下の糞に獣毛が混じる。
糞の左端に黒くて小さな丸っこい糞虫?が来ていたのに、現場では気づかず。
採寸代わりにクマよけスプレーを並べて置く。
全景(溜め糞は手前中央)

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