2025年3月中旬・午前7:10頃・晴れ・気温4℃
雪深い休耕地にあるホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の巣穴をトレイルカメラで見張っていると、朝にハシブトガラス(Corvus macrorhynchos)が登場しました。
朝日でオレンジ色に染まった雪原に佇み、タヌキの巣口の方を見ていました。
凍った雪面をガリガリと一口食べてから、右へトコトコ歩いて巣口に近づき、奥をしげしげと覗き込みました。
さすがのカラスも、タヌキの巣内に侵入する度胸はありません。
巣口の縁にピョンと飛び上がると、凍った雪面を再びガリガリと食べました。
嘴で雪面を何度も啄んだので、よほど喉が渇いていたようです。
最後にハシブトガラスはピョンと跳ねてから、左へ飛び去りました。
【考察】
我々ヒトの衛生感覚では、「雪を食べて喉の乾きを癒やしたいのであれば、きれいな部分の積雪(新雪)を食べればよいのに…」と思ってしまいます。
わざわざタヌキの巣穴付近の汚れた雪をカラスが平気で食べるのは、いつも不思議に思います。
関連記事(約1週間前に別のタヌキ営巣地で撮影)▶ ホンドタヌキの帰巣を見届けた後で巣口を覗き込み雪を食べるハシブトガラスの謎【冬の野鳥:トレイルカメラ】
タヌキは営巣地周辺に尿でマーキングします。
もしもビタミンBを含むタヌキの尿が日中の紫外線で蛍光を発するのなら、カラスの目は紫外線も見えるらしいので、尿で光る雪面をカラスが食べたのかもしれません。
誰かこの仮説を検証(反証)してみてください。
つづく→
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