2023/09/01

雪国の川面で羽繕いするキンクロハジロ♂(冬の野鳥)

 

2023年1月中旬・午前11:20頃・晴れ 

平地を流れる川に集まった多数のカルガモAnas zonorhyncha)の群れに混じって、1羽だけ冬鳥のキンクロハジロ♂(Aythya fuligula)が居ました。(混群?) 

やがてキンクロハジロ♂は上流を向いて川面を遊泳しながら羽繕いを始めました。 
羽繕いの合間に嘴を水で軽くゆすぎました。(@0:57〜) 
水を飲んだのかもしれません。 
羽根を整えると、身震いしながら伸び上がり、尾羽を左右に震わせます。 
背伸びしながら翼を広げて羽ばたかない点がカルガモとは異なります。 
(カルガモの行動については別の記事で映像公開予定?) 
以前の観察では、水浴の後にはキンクロハジロ♂も背伸びしながら翼を広げて羽ばたき水気を切っていました。

関連記事(2年前の撮影)▶ 小雪が降る川で水浴びするキンクロハジロ♂(冬の野鳥)


しかし、その行動の頻度はカルガモより低いようです。
キンクロハジロは潜水ガモに属しますから、そうでないカルガモよりも羽根の撥水性が高いのか、あるいは水気を切る必要性が低いのかもしれません。


撮影中は気づかなかったのですが、キンクロハジロ♂の手前に地味な♀もちらっと写りました。(@0:47〜)  

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