2023年2月中旬および3月上旬
中州横の雪深い河畔林に残されたホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の溜め糞場wnを自動撮影カメラで見張っています。
明るい日中は横の堤防路から丸見えなのでタヌキは活動してないはずと判断し、夜間のみ監視する設定にしました。
シーン1:2/17・午後19:32・(@0:00〜)
カメラを設置したその日の晩に、タヌキが♀♂ペアで現れました。
私がスノーシューで踏み荒らした雪面をうろついています。
溜め糞場wnの雪面を少し掘って匂いを嗅いでいます。
溜め糞が埋もれた場所というよりも、私が昼間にザックを置いた地点の残り香が気になったのかもしれません。
結局は排便せずに、画面手前に相次いで立ち去りました。
シーン2:2/17・午後22:41・(@0:29〜)
約3時間10分後、小雪が降る中を単独のタヌキが登場。
私や先行タヌキが雪原に残した足跡の匂いを嗅ぎ回っています。
溜め糞場wnにちょっと立ち止まりましたが、排便シーンは確認できませんでした。
脱糞したなら、尻尾が上下に動くはずです。
そのまま河畔林を左に立ち去りました。
シーン3:2/19・午前0:30・(@0:58〜)
2日後の深夜、夜霧が立ち込める中をうろつく2頭の白い目が爛々と光っています。
この♀♂ペアは常に行動を共にしているようです。
1頭が途中で身震いしました。
排便しそうだったのに、無念の尻切れトンボで録画が中断されました。
低温による電池の電圧低下だと思いますが、この旧機種では気温のデータが動画撮影時に取得されません。
シーン4:3/2・午後20:42・(@1:24〜)
カメラの起動が遅れ、タヌキが手前に歩き去る下半身がちらっと写っただけでした。
(ここだけ1/3倍速のスローモーション。)
溜め糞場wnを素通りした後のようです。
晴れた晩で雪面はガリガリに凍結して見えます。
このようなクラストした雪面だと、タヌキは深雪よりも足早に移動できますし、足跡は残りません。
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