2023年2月中旬・午後21:06
中洲横の雪深い河畔林に残されたタヌキの溜め糞場wnを自動センサーカメラで見張っていると、ある晩に冬毛のニホンノウサギ(Lepus brachyurus angustidens)が通りかかりました。
雪面から近くの立木に伸びたまま枯れているクズの蔓の匂いを嗅いだものの、ぶら下がっている豆果を採食しませんでした。
その後は河畔林を下流に向かってゆっくり立ち去りました。
凍結した雪面にうっすらと新雪が積もっていて、ノウサギが雪原を跳ね回っても足は潜りません。
実は、捕食者テンの登場からわずか12分後のことでした。
ノウサギの天敵であるテンの匂いが辺りに残っていると思うのですが(残り香)、ノウサギは特に警戒している素振りはありませんでした。
同じ川に沿って下流に数百m行った地点でノウサギの採食活動が記録されています。
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