2021年1月上旬・午後13:10頃・小雪
様々な種類のカモ類が活動している川の中央部で、1羽の
キンクロハジロ♂(Aythya fuligula)が延々と水浴および羽繕いをくり返していました。
本種の水浴行動は初見です。
街中から捨てられた(除雪)大量の雪が流れる川の水は、身を切るような冷たさの雪解け水なのに、冬鳥のカモ類は平気で水浴びしたり潜水したりしています。
初めは2羽のキンクロハジロ♂が川面で並んでいたのですが、途中からもう1羽のキンクロハジロ♂は水浴せずに離れて行ってしまいました。
行水と羽繕いをひたすら繰り返すキンクロハジロ♂が異種のカモ類と川面でニアミスしても、互いに無関心でした。
後半、画面の右上から登場した1羽のカルガモ(Anas zonorhyncha)が川面で水浴を始めました。(@4:06〜)
同じ水浴行動でもキンクロハジロ♂との微妙な違いが面白いです。
カルガモが短い水浴の直後に伸び上がりながら羽ばたいて羽根の水気を切りました。
それまでキンクロハジロ♂は一度もやらなかったのに、カルガモにつられたかのように川面で羽ばたいて羽根の水気を切りました。
最後は引きの絵にすると、川岸はすっかり雪化粧しています。
水浴を終えて次の行動に移行するまで見届けたかったのですが、カメラを構える腕が疲れてしまったので撮影終了。
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