2021年1月上旬・午後12:15頃・小雪
真っ赤に熟した果実が冠雪した枝に残っていて、非常によく目立ちます。
ハナミズキの熟果をヒヨドリはひと粒ずつ啄んで丸呑みします。
ヒヨドリはハナミズキの枝についている赤い熟果を嘴で挟むと首をクイッと捻って摘果します。
このときたまに赤い熟果を落としてしまうことがありました。
果実の質によって意図的に取捨選択していたら面白いのですが、ただのうっかりミスかもしれません。
例えば、嘴で摘んだ感触が固すぎると未熟と判断しているのかな?
ヒヨドリの群れは同じハナミズキの樹でも互いに離れた枝で採食していました。
餌は豊富なので、互いに喧嘩になることはありませんでした。
ハナミズキの街路樹に離合集散するヒヨドリの羽ばたきを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:42〜)
ヒヨドリが飛び立つと反動で枝から落雪する様も絵になります。
飛来して着陸するシーンの羽ばたきも見応えがあります。
枝の手前でホバリング(停空飛翔)を披露することもありました。
最後は赤い実を嘴に咥えたまま飛び去る個体が撮れていました。
▼関連記事(2年前の秋に撮影:落葉前の紅葉シーズン)
ハナミズキの赤い実を採食するヒヨドリの群れ(野鳥)
ヒヨドリの群れが居なくなってから現場検証すると、ハナミズキ樹下の歩道には大量の落果が散乱していました。
それに混じっておそらく鳥の糞らしき落とし物もありました。
赤い実を食べた鳥の糞には未消化の種子が混じっているはずで、野鳥はハナミズキの種子散布に貢献しています。
ちなみに、ハナミズキと並んで少し離れたところに植栽された別種の落葉性街路樹にはオレンジ色〜朱色の実を大量に付けていたのに、ヒヨドリは全く食べませんでした。
樹種不明ですが、花が咲くまで通って調査中です。
実の付き方はピラカンサと似てたのですが、落葉樹なので違います。
カマツカやウメモドキなどと迷ったのですが、5月中旬に現場を再訪すると白い花と羽状複葉の若葉からナナカマドと樹種が判明しました。
実の付き方はピラカンサと似てたのですが、落葉樹なので違います。
カマツカやウメモドキなどと迷ったのですが、5月中旬に現場を再訪すると白い花と羽状複葉の若葉からナナカマドと樹種が判明しました。
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