2021/05/02

死んだオオミズアオ(蛾)の前翅を運ぼうとするクロヤマアリ♀

 

2020年7月下旬・午後14:30頃・小雨 

舗装された峠道で、おそらくオオミズアオActias aliena)と思われる蛾の死骸を見つけました。(またはオナガミズアオ) 
胴体は見当たらずなぜか1枚の前翅だけが落ちていたので、おそらく鳥に捕食された食べ残しなのでしょう。 
翅の鱗粉がぱらつく雨水の滴を弾いています。 
通りかかったクロヤマアリFormica japonica)のワーカー♀がオオミズアオ前翅の根元に残った僅かな屍肉を見つけました。 
翅を巣に持ち帰ろうとしても路面に翅がへばりついていて、剥がれません。 

後半は定規を並べて置いて前翅長を採寸しました。 
舗装路にへばりついた翅を定規でペリペリと裏返すと、白い鱗粉が魚拓のように路面に残りました。 
左右どちらの翅か、私にはよく分かりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • ヨモギの葉を舐めるムモンホソアシナガバチ創設女王03/09/2012 - 3 Comments
  • 冬の塒から夜明け前に飛び立つダイサギ(冬の野鳥)15/04/2021 - 0 Comments
  • 晩春の山道で遭遇したニホンカモシカ14/12/2023 - 0 Comments
  • ニホンイノシシによる泥汚れ?(2)獣道の下草09/01/2023 - 0 Comments
  • 寄生蜂の羽化@微速度撮影・拡大28/03/2011 - 0 Comments