2025/08/07

池畔のミヤマガマズミの枝先に産み付けたモリアオガエル♀♂の泡巣【微速度撮影#5】

 



2024年6月下旬 

モリアオガエルRhacophorus arboreus)の繁殖池で、泡巣が樹上に産み付けられる様子をタイムラプス動画で記録しています。 
池畔でマユミの枝先に産み付けられる泡巣が減ったので、カメラの設置場所を変更することにしました。 

今度はミヤマガマズミの枝先に産み付けられた泡巣4個を対岸から引きの絵で狙います。 
タイムラプス専用カメラを使い、午前5:30〜午後18:00のタイマー設定で1分間隔のインターバル撮影を行いました。 
丸1週間分(7日間)の記録です(6/21〜6/28)。 
先に言っておくと、今回の動画は失敗で、面白いことは何も写っていません。
この動画はブログ限定で公開しておきます。
個人的な試行錯誤を忘れないように、ブログに記録しておくだけです。

6/23日に山形県を含む東北地方南部が梅雨入りしたと気象庁が宣言しました。 
平年より11日遅く、前年よりも14日遅い入梅です。 
待ちわびた梅雨になったのに、この1週間で雨は1回しか降りませんでした。 
それでも池の水位が少しだけ回復していました。 

対岸で新たに産み付けられたモリアオガエルの泡巣は、画角の右外でした。 
対岸で水面に張り出したミヤマガマズミの群落はやや遠く、モリアオガエルの古い泡巣が次第に溶け落ちる様子がよく見えませんでした。 
4Kなど高画質で撮れる最新のタイムラプス・カメラなら、まだましだったかもしれません。
カメラの画角をもっと下に向けるべきでしたね。 

余談ですが、 4倍速の早回し映像で見ると、画面の左で林床下草の蔓植物(種名不詳)の回旋運動が記録されていて、興味深く思いました。 

また、ニホンカモシカCapricornis crispus)が何度か出没していました。 
6/25の午後17:00頃、左上奥のスギ林内をカモシカが単独でうろついていました。 
残念ながら池には来てくれませんでした。 
3日後の6/28の午前11:00過ぎにも、左上奥のスギ林内をカモシカがちらっと写りました。 


この画角での微速度撮影は失敗に終わったので、カメラの設置場所を変更します。 


2025/08/06

独りで外出する前に必ず営巣地に匂い付けするニホンアナグマ♀【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年6月下旬 

シーン1:6/23・午前0:41・気温22℃(@0:00〜) 
左から来たニホンアナグマMeles anakuma)の母親♀が、巣口Lから延びるアクセストレンチの手前で立ち止まり、後脚を広げました。 
どうやら排尿したようですが、手前に生えたマルバゴマギの枝葉が邪魔で見えませんでした。 

そのまま獣道を歩いて右上奥へ向かいます。 
独りで採餌に出かけるようです。 


シーン2:6/23・午前3:34・気温23℃(@0:16〜) 
約3時間後にも、小雨がぱらつく深夜に母親♀が単独で営巣地(セット)を離れて外出しました。 


シーン3:6/23・午前3:34・気温20℃(@0:24〜) 
別アングルに設置した監視カメラでも撮れていました。 
獣道を右上奥へ向かう途中で、ちょっと座って地面に尻を擦りつけました。(スクワットマーキング) 

今回も母親♀が外出から帰巣するシーンがなぜか撮れていません。 


シーン4:6/23・午前9:03・くもり・気温18℃(@0:42〜) 
明るい朝になると、雨は止んでいました。 
右から来た母親♀が、巣口Lの匂いを嗅いでを軽く点検してから、いつものように獣道を通って採餌に出かけます。


シーン5:6/23・午前9:03・くもり・気温18℃(@1:00〜) 
別アングルの監視映像に切り替えます。 
母親♀が獣道との合流点で、後足を左右に開くと放尿したようです。 
マーキング用の短い放尿ではなく、しっかり長いこと小便しました。 
排泄する後ろ姿を1.5倍に拡大した上でリプレイしても(@1:42〜)、♀の尿道口は見えず、事後に地面が濡れたかどうかも定かではありません。 
雨上がりなので、元から地面は湿っていたからです。 
肛門から排便しなかったことだけは確かです。 



シーン6:6/23・午後16:51・気温20℃(@2:07〜) 
夕方にはまだ早い時刻なのに、鬱蒼と葉が茂る二次林内は薄暗く、トレイルカメラが暗視モードで起動しました。 
また雨が降り出していますから、雨雲のせいでより暗いのでしょう。 

出巣R直後と思しき母親♀が巣口RLの中間地点に立ち止まって、排尿したかもしれません。 
手前のマルバゴマギ灌木が邪魔でよく見えませんでした。 
身震いしてから巣口Lの横を通り過ぎ、いつもの経路で外出します。 


※ 雨音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【考察】
ニホンアナグマの母子が旧営巣地に転入した翌日の出来事です。
同じ日にこれほど何度も念入りにマーキングを繰り返したのは、転入後間もないので、近隣のタヌキなどに対して表札代わりにしつこく縄張り宣言をする必要があるのでしょう。

ときどき雨が降る日だったので、 匂いが落ちやすかったのかもしれません。

留守番する幼獣たちを母親の匂いで安心させ、営巣地から離れて迷子にならないようにする目的もあるのではないかと推測しています。

ちなみに私の鼻では、アナグマがマーキングした匂いを嗅ぎ取れたことはありません。(さすがに糞の匂いは分かります。)


スギの樹洞に営巣するクロクサアリのコロニー

 

2023年5月上旬・午前12:10頃・晴れ 

奇妙な樹形をしたスギの大木が里山の登山道の横に、聳え立っていました。 
根元で分岐した3本の幹がそのまま真っ直ぐに伸びています。(株立ち) 
屋久杉ほどではありませんが、なかなか風格のある古木です。 
胸高直径を測るべきでしたね。 

太い幹の下部に樹洞が開いていました。 
クマが冬眠するには、まだ小さ過ぎる樹洞です。 
樹洞の中でクロクサアリLasius fuji)のコロニーが営巣しているようです。 
無数のワーカー♀が活動していました。 


2023年6月中旬・午前9:45頃・晴れ 
翌月も通りすがりに定点観察しました。 
樹洞の内部は暗くて、動画では底まで撮影することが出来ません。 
強力な照明か、ナイトビジョン(暗視)のビデオカメラを用意する必要がありそうです。

つづく→ 


以下の写真は、撮影日がまちまちです。

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