2021/05/26

川岸から入水、脱糞後に飛び去るダイサギ(冬の野鳥)

 

2021年3月上旬・午後15:10頃・晴れ 

川岸の雪が溶けて枯れ草が露出した部分にダイサギArdea alba)が単独で佇んでいました。 
ちょうど用水路が川の本流に合流する地点で2本足で立ち、川面を見つめています。 
ときどき長い首を伸ばして遠くを見張ったりしています。 
此岸にはネコヤナギの蕾が見えますね。 
風でダイサギ頭部の冠羽が逆立ったり胸元の羽毛がなびいたりする様子から、風は川の下流(画面左)から上流(画面右)に向かって吹いていることが分かります。 
軽く欠伸をすると、ダイサギはおもむろに歩いて川に入水しました。 
そのまま浅瀬でしばらく下流を向いたまま佇んでいます。 
川の中で足を少し屈めながら白い液状便を大量に排泄しました。 
体重を軽くした直後に風上の下流に向かって飛び去りました。 
横の堤防路を歩行者が通りかかったので、ダイサギは警戒して飛び去ったのでしょう。

1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、強風下での離陸シーンがちょっと面白かったです。
言葉にするのは難しいのですが、ダイサギは岸辺から力強く羽ばたきながらまず横っ飛びで川の中央部まで飛ぶと、強い逆風に流されそうになりながらも体勢を整え、川の上を低空で下流へ向かって飛び去りました。 
風上に向かって飛び出すことで翼の揚力を稼いでいるのです。

 

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