2021/05/23

ススキ種子の風散布を実演

 

2020年12月上旬・午後14:40頃・くもり 

山麓の道端に生えたススキの群落が枯れて、熟した穂が秋風に揺れていました。 
ススキの穂先を手でしごいてほぐすと、綿毛の付いた種子が風に乗って飛び去りました。 
ススキの種子は風の力で分布を広げる風散布型です。 

実はこのとき空中に白い綿毛がフワフワと飛散していたので、ススキの種子なのかと思いきや、近くにあるガマの群落から綿毛が飛散したのでした。 

▼関連記事(4年前の撮影)

このぐらいの風の強さでは、ススキの種子が自然に飛ぶことはないようです。 

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