2024年2月下旬
シーン0:2/20・午後13:42・くもり・気温20℃(@0:00〜)
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の様子です。
平地の二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)が冬眠する営巣地(セット)を自動センサーカメラで見張っています。
今季は異常な暖冬で雪解けが早く進み、林床にちらほらと残雪があるだけです。
まるで早春のような光景です。
画面の左右に2つの巣口L、Rがあります。
近所のホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が通ってくるシーンをまとめました。
シーン1:2/21・午前0:01・気温2℃(@0:03〜)
奥の林内を単独行動のタヌキが右へ向かっています。
シーン2:2/24・午後19:08・気温-1℃(@0:14〜)
3日後の晩に監視カメラが起動すると、すっかり雪景色に戻っていました。
ただし積雪量は少なく、巣口LRは埋もれていません(開口したまま)。
左から来たタヌキが回り込んで、アナグマの巣口Rと巣口Lを順番に点検しました。
その後は、奥の林内へ戻って行きます。
シーン3:2/25・午前3:57・気温-6℃(@1:14〜)
日付が変わった未明。
低温のために監視カメラの起動が遅れたようです。
手前から来たと思われるタヌキが、アナグマの巣口Lの匂いを嗅いでから左へ向かいました。
シーン4:2/28・午後21:38・気温2℃(@1:31〜)
3日後の晩には、林床の残雪はほとんど消えていました。
♀♂ペアと思われる2頭のタヌキが連れ立って左から登場しました。
先行個体がアナグマの巣口Rと巣口Lを順番に点検し、最後は巣口Lを飛び越えて左へ立ち去りました。
後続個体は、従順に後ろを付いて歩くだけで、通りすがりに巣口Lの匂いを軽く嗅いだだけでした。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→
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