2019/06/09

カワウが川で潜水漁をしてから倒木に跳び乗り羽繕い(野鳥)



2019年4月中旬・午後15:18〜15:27

川を跨ぐように岸から倒れていたニセアカシアの倒木が、冬を越してもそのまま残っていたのは意外でした。
この倒木はカワウなどの水鳥が止まり木としてよく使っているので、通りかかる度にチェックしています。(定点観察)
春になった川岸では、柳がようやく芽吹いていました。

山から流れてくる雪解け水でやや増水した川で、1羽のカワウPhalacrocorax carbo hanedae)が潜水漁を繰り返していました。
場所は倒木のすぐ下流側です。
息継ぎのために浮かび上がると嘴を軽く開閉しているので、どうやら川魚を捕食できたようです。
4回目の潜水では倒木の下をくぐって上流側に出て来ました。
川面に浮かびながら軽く翼を動かして軽く水浴びしました。
水面ギリギリの倒木に上流側から近づき、ひょいと跳び乗りました。(@0:53)
倒木への上陸シーンを見れたのは初めてです。

すぐに濡れた羽根の手入れを始めました。
身震いで水を切り、羽繕いを開始。
尾羽根を左右に振り振りしています。
翼を大きく広げ、その場で羽ばたいて水切りします。
倒木上で方向転換して南(上流側)を向きました。
翼を大きく広げたままにして、濡れた羽根に風を通し、日光で乾かします。

手前の川面をカルガモが遊泳しています。

川岸の灌木に若葉が茂る前の春は見通しが良く、これまでで最も倒木に近づいてカワウを撮ることが出来ました。
カワウの首元の羽毛がやや白髪混じりになっています。
胸元の羽毛が美しい濡れ羽色に輝いていました(構造色)。
選挙カーの騒音が耳障りなので、映像の後半では音を消しました。

倒木の一部分がカワウの白い糞で汚れています。
止まり木と水かきの構造


カワウ(野鳥)@川面+潜水漁
カワウ(野鳥)@川:倒木+羽繕い
カワウ(野鳥)@川:倒木+羽繕い
カワウ(野鳥)@川:倒木+羽繕い・全景

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