2025/07/19

旧営巣地に戻って毛繕いしたり巣穴を内見したりするニホンアナグマ♀【トレイルカメラ】

 



2024年6月中旬〜下旬

シーン0:6/11・午後13:26・くもり・気温35℃(@0:00〜) 
シーン0:6/11・午後14:10・くもり・気温37℃(@0:04〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
平地の二次林にあるニホンアナグマMeles anakuma)の旧営巣地(セット)をトレイルカメラでしつこく見張り続けています。 


シーン1:6/19・午後14:28・晴れ・気温28℃(@0:07〜) 
久しぶりにアナグマがセットに戻ってきました。 
林縁で白昼堂々、仰向けになり痒い体をボリボリ掻いていました。 
腹面に乳房が見えたので、♀と判明しました。 
当然ながら、股間に睾丸や陰茎はありません。 

起き上がると、今度は腰の毛皮を舐めました。 
また後足や前足で体をあちこち掻いています。 

今季はこの巣穴ではなく、他所で出産したようです。 


シーン2:6/19・午後15:27・晴れ・気温28℃(@1:08〜) 
1時間後に、セットから左に立ち去るアナグマの尻尾がちらっと写っていました。 


シーン3:6/21・午前10:52・くもり・気温23℃(@1:14〜) 
2日後の昼間にもニホンアナグマ♀がセットに登場しました。 
右から歩いて来て、そのまま巣穴Rの中に潜り込みました。 
横から腹面に乳首がちらっと見えたので、♀と判明。 
外に出て来るシーンがなぜか撮れていません。

先にネタバレしてしまうと、当歳仔の幼獣たちを引き連れてここに引っ越してくる(転入)前に、母親♀が最後の内検に来ていたようです。 




【アフィリエイト】 

軒下の巣に出入りし外皮を増築するコガタスズメバチ♀:6月中旬

 



2024年6月中旬・午後14:20頃 

民家の軒下に作られたコガタスズメバチVespa analis insularis)の巣を久しぶりに定点観察に来ると、本種の初期巣に特有の細長い巣口はすでに撤去済みでした。 
ワーカー♀が羽化したことがわかります。 
丸い巣の底(下面)に歪な形の巣口が開いていました。 

初ワーカー♀が外皮の造巣作業に従事していました。 
パルプの巣材を薄く引き伸ばしながら、外皮の縁に付け足しています。 
少なくとももう1匹(創設女王? 2匹目のワーカー♀?)が巣に出入りしていました。 

しばらくすると、別個体の♀が帰巣しました。 
外皮にいきなり着陸してから巣口に潜り込みました。 
このとき巣材や肉団子など何か口に咥えていたかどうか、真下から見上げるアングルでは不明です。 

巣内から出てきたコガタスズメバチ♀が巣口から外界を覗き、周囲を警戒しています。 
そのまま飛び立って外役に出かけたので、門衛ではありませんでした。 
それと入れ替わるように、外皮の造巣作業を終えた♀個体が入巣。 


2025/07/18

アナグマの旧営巣地で立ったり座ったりを繰り返して休むニホンカモシカ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年6月中旬 

シーン1:6/13・午後14:03・晴れ・気温30℃(@0:00〜) 
平地の二次林にあるニホンアナグマの旧営巣地(セット)に来たニホンカモシカCapricornis crispus)が、突っ立ったままアナグマの巣口Lを見下ろし、その場から動こうとしません。 
かと言って、あまり警戒しているようにも見えません。 
 「カモシカの寒立ち」というマタギ(東北地方の猟師)の用語があり、カモシカが冬季に山地の高いところで長時間雪中に立ちつくす様を表しています。 

関連記事(2、10、12年前の撮影)▶  

初夏の季節に林内でぼーっと立ち尽くしているのは、暑さにへばっているのでしょうか? 
横顔しか見えませんが、鼻面の黒い領域に白い線が走っています。 
個体識別に使える特徴なら嬉しいのですが。 


シーン2:6/13・午後19:20・気温26℃(@0:26〜) 
同じ日の晩に、画面の右端で長々と座位休息していたカモシカが立ち上がったまま動こうとしません。 
後足しか見えないので、もしかしたら灌木の葉を採食しているのかもしれません。 


シーン3:6/14・午後12:30・晴れ・気温30℃(@0:39〜) 
翌日も同一個体と思われるカモシカが、アナグマの巣口Rを向いて座り込んでいます。 
うつらうつらと居眠り(昼寝)をしているようです。 
頭が左にガクッと大きく傾いた拍子に目が覚め、立ち上がりました。 
結局、カモシカの反芻行動は録画されていませんでした。 

右へ少し移動しただけで、立ち止まりました。 
地面の匂いを嗅いでから、また少し右へ前進。 
前日の晩と同じ地点で長時間佇んでいます。 
その辺りに自生しているマルバゴマギ灌木の葉にカモシカの採食痕があるかどうか、現場検証すべきでしたね。 


シーン4:6/14・午後12:31・晴れ(@1:28〜)
セットの右端で立っていたカモシカは、やがてその場に再び座り込んでしまいました。 
昼間は暑くて動きたくないのか、それとも体調が悪いのかもしれません。 


シーン5:6/14・午後13:10・晴れ(@1:56〜)
約40分後、カモシカが立ち上がった動きに反応して、監視カメラが起動しました。 
しかしその場に突っ立ったまま、しばらく動きません。 
最後に再び座り込んだどころで、録画が打ち切られました。 


【考察】 
このニホンカモシカ個体にとって、アナグマの旧営巣地が安心してリラックスできるお気に入りの休息場所になったようです。 
立ったり座ったりを繰り返して、ひたすら休息を取っています。 

長時間突っ立っている間に、カモシカは一度も排泄行動をしませんでした。 
ちゃんと食事をしているのか心配になります。 
やはり呼吸器系の疾患(ときどき空咳と呼吸困難の症状)で体調が悪いのでしょうか? 

もちろん、素人には病気だと決めつけられません。
こうした怠惰で平和な暮らしが、初夏のカモシカにとって普通の日常なのかもしれません。


ランダムに記事を読む