前回の記事:▶ コガタスズメバチ創設女王が軒下で初期巣を作る様子【10倍速映像】
2024年6月中旬・午後14:20頃
民家の軒下に作られたコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)の巣を久しぶりに定点観察に来ると、本種の初期巣に特有の細長い巣口はすでに撤去済みでした。
ワーカー♀が羽化したことがわかります。
丸い巣の底(下面)に歪な形の巣口が開いていました。
初ワーカー♀が外皮の造巣作業に従事していました。
パルプの巣材を薄く引き伸ばしながら、外皮の縁に付け足しています。
少なくとももう1匹(創設女王? 2匹目のワーカー♀?)が巣に出入りしていました。
しばらくすると、別個体の♀が帰巣しました。
外皮にいきなり着陸してから巣口に潜り込みました。
このとき巣材や肉団子など何か口に咥えていたかどうか、真下から見上げるアングルでは不明です。
巣内から出てきたコガタスズメバチ♀が巣口から外界を覗き、周囲を警戒しています。
そのまま飛び立って外役に出かけたので、門衛ではありませんでした。
それと入れ替わるように、外皮の造巣作業を終えた♀個体が入巣。
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