2025年2月下旬〜3月上旬
シーン0:2/16(@0:00〜)
雪深い落葉二次林で、ホンドタヌキが越冬する巣穴Rを自動撮影カメラで見張っています。
ここは以前、ニホンアナグマの暮らす営巣地(セット)でした。
ホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)の登場シーンをまとめました。
シーン1:2/26・午前7:29・くもり・気温3℃(@0:07〜)
ふさふさした冬毛のキツネが、雪面の匂いを嗅いでいました。
振り返って巣口Rを覗き込んでから、周囲をしばらく警戒しています。
シーン2:2/26・午前7:31・くもり・気温2℃(@1:07〜)
別アングルからも撮れていました。
セットに佇むキツネが凝視している目線の先には、特に何も居ませんでした。
キツネは右へ立ち去りました。
シーン3:2/26・午前9:50・くもり・気温5℃(@1:18〜)
2時間20分後に、同一個体?のキツネが戻って来ました。
雪深い林床を左から右へ横切りました。
雪面は凍っているようで、キツネが歩いても足が潜りません。
今回のキツネは、タヌキの巣穴に立ち寄りませんでした。
シーン4:2/26・午前10:40・降雪・気温3℃(@1:18〜)
小雪がちらつく中、外出から単独で戻ったホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が、巣穴Rに入りました。
シーン5:2/26・午前10:47・晴れ・気温5℃(@1:18〜)
7分後に、右から来たキタキツネが立ち止まって、タヌキの巣口Rを見つめていました。
巣口Rへ慎重に近づき、身震いしました。
タヌキが冬ごもりしている巣穴Rには侵入せず、入口Rの匂いを嗅ぐだけです。
巣穴Rに籠城するタヌキは、キツネの足音や鼻息が聞こえているはずですが、外に飛び出してキツネを撃退することはありませんでした。
シーン6:2/26・午前10:49・晴れ・気温4℃(@2:36〜)
別アングルの監視映像にも写っていました。
巣口Rに佇んで警戒しています。
シーン7:2/26・午前10:50・晴れ(@2:48〜)
キツネが奥へ立ち去る後ろ姿が写っていました。
しかし、なぜか去りがたいようで、あちこちウロウロしています。
晴れて溶けかけた雪面に足がときどきズボッと潜っています。
シーン8:3/2・午前6:58・晴れ(@3:32〜)
4日後の日中にたまたま撮れた映像です。
シーン9:3/5・午前5:40・降雪・気温-1℃(@3:35〜)
3日後の未明には、雪がしっかり降っていました。
シーン10:3/6・午後13:15・くもり・気温20℃(@3:38〜)
翌日の昼過ぎには雪が降り止んでいました。
右から来たキツネが、タヌキの巣穴Rには立ち寄らず、奥の林内に入って行きました。
雪面は表面だけ凍った最中 状で、キツネの足がときどきズボッと潜って歩きにくそうです。
シーン11:3/10・午前11:35・晴れ・気温14℃(@4:03〜)
シーン11:3/10・午後12:09・晴れ・気温25℃(@4:06〜)
【考察】
キツネの個体識別がしっかりできていないので、この期間に計何頭の個体が登場したのか分かりません。
少なくとも尻尾の状態は健康そのもので、疥癬で抜け毛の激しい個体は来ませんでした。
つづく→
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