2012年5月下旬
里山の山腹で満開に咲いたウワミズザクラの潅木にコアオハナムグリ(Gametis jucunda)が何匹も集まり賑わっていました。
採食に夢中で、まさに「花潜り」状態。
白い花がそよ風で揺れ、辺りには濃密な芳香が充満しています。
山渓フィールドブックス13『甲虫』p57 昆虫の飛翔によると、「カナブンなどのハナムグリ類は、鞘翅を閉じたまま、その下から後翅を広げて飛翔する」らしい。
隣の花に飛んで移動する映像がたまたま撮れたので1/3倍速のスローモーションでリプレイして見ると、確かに鞘翅(前翅)を開いておらず後翅だけで羽ばたいています。
機会があればハイスピード動画で撮ってみたいですね。
関連記事→「アオカナブンの羽ばたき【ハイスピード動画&HD動画】」
隣には体表に泥がこびり付いた個体も居ました。
地中から羽化する際に泥で汚れたのでしょうか?
前日に降った雨のせいかもしれません。
赤銅色に輝く個体も居ました。
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