2012年11月下旬・気温5℃@日なた
山中の建物の外壁(南面と東面に挟まれた隅)に薄い灰褐色の地味な蛾が一頭止まっていました。
成虫で越冬する種類の蛾でしょうか。
寒いのか指で突いても飛べず、壁面を歩き回るだけです。
落ち着ける隠れ家を探し歩いて再び静止しました。
カモフラージュ効果を狙っているのか、壁面の小さな窪みに身を寄せました。
素人目にはなんとなくヒラタマルハキバガ類と似ている気がするものの、全く自信がありません。
いつもお世話になっている虫我像掲示板にて問い合わせたところ、ATSさんより以下の回答を頂きました。
翅の付け根付近から外側に沿って白っぽく見えるのでこちらではないかと思います。最近この分類群は再検討されて和名もマエジロマルハキバガ(Depressaria taciturna)からマエジロヒラタマルハキバガに変更された、と蛾LOVEさんよりご教示頂きました。
科名もヒラタマルハキバガ類からヒラタマルハキバガ科に変更。
現場で採寸 |
おはようございます!
返信削除私は茨城県との境にある福島県勿来の関で蛾を中心に観察をしています。
写真を撮っては名前を調べているうちに千種を超えました。
小さい蛾は名前が分からないものが多くいます。
このブログの画像を拝見しまして,
マエジロヒラタマルハキバガだと確信を持てました。
こんばんは。コメントありがとうございます。
削除お役に立てて良かったです。
1000種以上の蛾を撮っていらっしゃるとは凄いですね!
私は380種ぐらいです。
蛾の世界は飼育するだけでも面白いですし莫大な多様性が魅力ですね。
今後ともよろしくお願いします。