2023/09/04

中州横の雪原で夜に獲物を探す冬毛のホンドテン【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2023年2月中旬・午後20:55頃

河畔林で中洲横の雪原に残されたタヌキの溜め糞場wnを自動センサーカメラで見張っていると、ある晴れた晩に冬毛のホンドテン(Martes melampus melampus)が登場しました。 
画面の左端で、雪に埋もれかけた藪の中(枯れたクズの群落)に頭を軽く突っ込みました。 
野ネズミなどの獲物を探し歩いているのでしょう。 
急に身を翻して右上へ(下流へ)走り去りました。 

固く凍結した雪面にうっすらと新雪が積もっているだけで、テンが駆け回っても足がほとんど潜りません。 
足跡が薄く雪面に残るだけです。 
動画の冒頭で雪原を右から来たテンが残したように見える目立つ足跡は、実はこの日の早朝に来た別の動物による古い足跡です。 
そのときはカメラの起動が遅れて動画撮影に失敗しましたが、ノウサギの足跡かもしれません。 

1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:09〜) 
左右の足を揃え、2+2足で尺取虫のように飛び跳ねて走ります。 
※ スロー映像のみ動画編集時に自動色調補正を施しています。 

今回のテンは、雪に埋もれたタヌキの溜め糞場wnには全く興味を示しませんでした。 
同じ流域で数百m下流へ行った地点にある別の溜め糞場bLでは、ホンドタヌキとホンドテンが溜め糞場を共有していたのに、いつもそうとは限らないようです。

ちなみに、テンが立ち去ってから12分後にノウサギが現れました。
もしニアミスしていたら、ノウサギはテンに狩られていたかもしれません。


山麓のガードレールを伝い歩くニホンザルの群れ

 

2022年9月中旬・午前10:45頃および11:15頃・くもり 

里山の麓近くの林道でガードレールの上をニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の小群が渡り歩いていました。 
カメラを向けた私を警戒して、1頭の子猿はガードレールの反対側に飛び降りました。 
もう1頭はバランスを崩してガードレールから落ちたようです。 
画面の手前に張り巡らされた果樹園の電気柵のせいで、カメラのAFが奥に居る猿になかなか合いません。 

30分後にも同様のシーンを撮りましたが、今度は藪の奥にガードレールがあり、ニホンザルの姿が藪に隠れてよく見えません。 
ヒトに対して警戒心の強い群れでした。

2023/09/03

雪山でスギの幹に眼下腺マーキングするニホンカモシカ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年2月上旬〜中旬〜下旬 

雪深い里山のスギ林道で溜め糞場sを監視する自動撮影カメラの設置アングルを逆向きにしてみました。 
同じ地点ですが、従来よりも広角で撮れるようになりました。 
ニホンカモシカ(Capricornis crispus)の登場した映像をまとめました。 


シーン1:2/9・午前6:22・気温-4℃(@0:00〜) 日の出時刻は午前6:34
小雪がちらつく日の出前に、カモシカが雪道をトボトボとゆっくり歩いて左から登場しました。 
雪面が凍結しているために、カモシカが蹄を踏み出してもあまり沈みません。 
これまで長らくトレイルカメラを固定していたスギの幹に歩み寄ると、匂いを嗅いでからゴシゴシと顔を擦り付けました。 
眼下腺マーキングの直後は、いつものように舌をペロペロと出し入れしています。 
そのまま林道を右へ立ち去りました。 


シーン2:2/11・午後19:17・気温-1℃(@0:34〜) 
2日後の晴れた晩にもカモシカが左から右へ通り過ぎました。 
今回は眼下腺マーキングしませんでした。
雪面がクラストしているようで、足があまり潜りません。  


シーン3:2/21・午前4:55・気温-6℃(@0:47〜) 
トレイルカメラが起動した理由は不明ですが、未明に激しい吹雪のシーンが撮れました。 


シーン4:2/21・午後12:09・気温-3℃(@0:58〜) 
スギの枝葉に積もった雪の塊がドサッと一気に林道上へ落ちる様子がたまたま記録されていました。 


シーン5:2/23・午後19:04・気温0℃(@1:09〜) 
前回の登場から12日後、珍しくこれまでとは逆の右から左へ雪道を通過しました。 
新雪が積もった後でも雪面にカモシカの足があまり潜らず、ラッセルというほど大変ではなさそうです。 
画面左端のスギ大木(胸高直径60.5cm)の下で立ち止まり、おそらく眼下腺マーキングを施したようです。 
カメラの画角をもう少し左にずらして設置すべきでした。

昨年に逆アングルから撮った動画が分かりやすいです。

根雪が積もる前には、画面左(林道脇)から突き出たスギの落枝の先端部にカモシカは好んで眼下腺マーキングしていたのですが、それは深い雪の下に埋もれてしまっています。


シーン6:2/26・午前1:06・気温-4℃(@2:02〜) 
再び激しい吹雪のシーンが深夜に撮れていました。 
トレイルカメラが起動した理由は不明です。 
低山でも雪山の厳しさが伝わるかと思います。 



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