2026/09/28

ベニサラサドウダンの花に潜り込んで強風をやり過ごすキンバエの群れ

 

2026年5月下旬・午後14:35頃・晴れ 

道端に植栽されたベニサラサドウダンの生垣で訪花昆虫を定点観察しています。 

関連動画のプレイリスト ▶ ベニサラサドウダンに来る虫たち 


満開に咲いた花はもう散りかけでした。 
おまけにこの日は風が強く吹き荒れ、ベニサラサドウダンの枝が激しく揺れ続けています。 
虫撮りには最悪のコンディションです。 
ハナバチなどメインの訪花昆虫をまったく見かけませんでした。 

釣鐘状の花筒を下から覗き込んでみると、キンバエ(Lucilia caesar)の仲間が1匹ずつ潜り込んでいました。 
複数個体(2匹以上)のキンバエを見つけました。 
いくら待っても、花の外に出て来ません。 
強風で花がどんなに激しく揺れても、ハエは花弁の内部にしがみついたまま、飛び立ちしません。 
ハエのように小さな昆虫は、強風下で飛びたくない(飛べない)のでしょう。 
ヒトの感覚で想像すると(擬人化)、激しく揺れ続ける花筒の中では目が回って酔いそうですが、風よけとして避難しているのでしょう。 
空腹になっても、ベニサラサドウダンの花蜜や花粉を舐めてしばらくは凌ぐことができます。 

とにかく風で枝が激しく揺れ続けるので、ハエを接写できず、種類をしっかり見分けられませんでした。 
後で思ったのですが、花が揺れないように私が撮影しながら左手で枝を持てば良かったかもしれません。 
花の中のハエは異変を感じて逃げたかな? 


『ハナアブハンドブック』の解説編がすごく面白いので読んでいたら、
風が強い日には、風裏の日だまりを探すと多数のハナアブが見られることもあります。(p140より引用)
と意外な記述がありました。 
あえて強風時に虫探しをするのも面白いテーマになりそうです。 


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