2022/09/25

トリアシショウマの花蜜を吸うマエグロコシホソハバチ

 

2022年7月中旬・午後14:10頃・晴れ 

つづら折れの細い山道に沿って咲いたトリアシショウマの群落で見慣れないハバチが訪花していました。 
翅を半開きで白い花穂を歩き回りながら吸蜜しています。 
初めはてっきりアシナガバチの仲間かと思ったのですが、よく見ると腰の太いハバチでした。
背側から見ると、コアシナガバチPolistes snelleni)のワーカー♀にそっくりです。 
横から見ると、腹部側面に黄色の点が左右1対あるのはフタモンアシナガバチの特徴を誇張したように見えます。 
見事なベーツ擬態ですね。 
頭楯が黄色いのは雄蜂♂だから(…とは限らない?)でしょうか。 

薄緑色の尺取虫(シャクガ科の幼虫:種名不詳)も多数訪花していて、おそらくトリアシショウマの花を食べているのでしょう。 
糸を吐いて花穂からぶら下がっている尺取虫もいました。 
他には瑠璃色のハムシ(種名不詳)も花に多数群がっています。 
尺取虫やハムシとニアミスしても、ハバチは全く無関心で花蜜を舐め続けています。 

ハバチが近づくと摂食中のヒメトラハナムグリLasiotrichius succinctus)が後脚を高々と上げて、ハバチを牽制しました。(軽い威嚇、占有行動) 

ハバチがトリアシショウマの花穂から飛び立つまで待てず、同定のために採集を優先しました。 

いつもお世話になっている「蜂が好き」掲示板にて問い合わせたところ、青蜂@管理人さんよりマエグロコシホソハバチTenthredo analis)とご教示いただきました。


ヒメトラハナムグリvsハバチ

2022/09/24

山のオニグルミ樹上でくつろぐニホンザルの群れ(母子と首輪装着個体)

 

2022年7月上旬・午後14:00頃・晴れ

山腹に立つオニグルミ樹上にニホンザルMacaca fuscata fuscata)を見つけました。 
オニグルミの枝には未熟な果実もなっています。
下の枝に居る個体にズームインすると、胸に長い乳首が見えたので経産♀と分かります。 
頬袋に溜めた食料をモグモグと咀嚼しながら横枝に移動しました。 
私に居場所がバレていないつもりらしく、枝葉の陰からこちらを覗き見しています。 
撮影中は気づかなかったのですが、カメラが手ブレしたときに更に下の幹にしがみついた別個体が写っていました。(スローモーション@0:17) 

上部(樹冠)の横枝にも別個体(おそらく♀?)が腰掛けていて、独りで毛繕いしています。 
この個体には黒い首輪が装着されていることに気づきました。 
首輪には電波発信機やGPSが内蔵されていて、遊動する群れの位置情報を教えてくれるようになっています。(テレメトリー調査) 
私がカメラの電池を交換している間に、いつの間にか首輪装着個体がオニグルミ樹上から居なくなっていました。 

オニグルミの木の幹を下から子ザルが素早く登って来ました。 
下の横枝に座っていた♀に合流すると、その胸に抱きついたので、母子と分かりました。 
しばらくすると、退屈した子ザルが母親の胸から少し離れて遊び始めました。 
長時間しつこくカメラを向けている私に対して母猿は次第に警戒したようで、遊動を始めました。 
オニグルミの枝先まで移動すると、斜め下に伸びる枝にぶら下がってから地面に飛び降り、藪の中に姿を消しました。 
子ザルも母親について行ったようです。

オニグルミ樹上で採食行動は見られませんでした。
 

夜の池畔で産卵するガガンボ♀【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年7月上旬・午後22:12・気温23℃ 

山中の泉を自動撮影カメラ(トレイルカメラ)で監視していると、画面の左下で ガガンボの一種♀が忙しなく脚の屈伸運動を繰り返していました。 
岸辺の崖または落枝の表面に産卵しているようです。 
ガガンボ♀は昼間だけでなく夜も産卵するのですね。 
産卵シーンの全身がしっかり写ってないのが残念です。

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ガガンボ♀の打泥産卵飛翔【HD動画&ハイスピード動画】名前を教えて 
苔に産卵するガガンボ♀【名前を教えて】 
地面に産卵するガガンボ♀

その間、夜行性のコウモリ(種名不詳)が水面すれすれを低く飛び回り、着水した瞬間に水を飲んでいます(水浴?)。 
岸辺で目立つ動きをしている(産卵中の)ガガンボ♀がコウモリに捕食されるのではないか?と予想したのですが、無事でした。
コウモリの超音波エコロケーションでは小さなガガンボの存在を検知できないのか、それとも獲物として小さ過ぎるなどの理由で見逃されているのでしょうか?

ところで、此岸付近の水中をよく見ると、黒いオタマジャクシ(アズマヒキガエル?の幼生)がときどき尾を左右にくねらせて遊泳しています。 
昼間は捕食されないよう左岸に密集していたオタマジャクシは、夜になると池の中で分散するようです。
関連記事(同時期の撮影)▶ 山の泉で育つオタマジャクシの大群をすくって見る

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