2022年7月上旬・午後14:00頃・晴れ
オニグルミの枝には未熟な果実もなっています。
下の枝に居る個体にズームインすると、胸に長い乳首が見えたので経産♀と分かります。
頬袋に溜めた食料をモグモグと咀嚼しながら横枝に移動しました。
私に居場所がバレていないつもりらしく、枝葉の陰からこちらを覗き見しています。
撮影中は気づかなかったのですが、カメラが手ブレしたときに更に下の幹にしがみついた別個体が写っていました。(スローモーション@0:17)
上部(樹冠)の横枝にも別個体(おそらく♀?)が腰掛けていて、独りで毛繕いしています。
この個体には黒い首輪が装着されていることに気づきました。
首輪には電波発信機やGPSが内蔵されていて、遊動する群れの位置情報を教えてくれるようになっています。(テレメトリー調査)
私がカメラの電池を交換している間に、いつの間にか首輪装着個体がオニグルミ樹上から居なくなっていました。
オニグルミの木の幹を下から子ザルが素早く登って来ました。
下の横枝に座っていた♀に合流すると、その胸に抱きついたので、母子と分かりました。
しばらくすると、退屈した子ザルが母親の胸から少し離れて遊び始めました。
長時間しつこくカメラを向けている私に対して母猿は次第に警戒したようで、遊動を始めました。
オニグルミの枝先まで移動すると、斜め下に伸びる枝にぶら下がってから地面に飛び降り、藪の中に姿を消しました。
子ザルも母親について行ったようです。
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