2022年7月上旬
トレイルカメラを設置した山中の泉に2日連続でヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)が水を浴びにやって来ました。
前回の記事:▶ 古池やヒヨドリ飛び込む水の音♪【野鳥:トレイルカメラ】
シーン1:7/9・午後14:34・晴れ・気温25℃
左岸から池の上に張り出したカエデの横枝にヒヨドリが止まっています。
画角の外ですが、どうやら止まり木で羽繕いしているようです。
しばらくすると止まり木から池に飛び込み、一瞬だけバシャバシャと水浴しただけですぐに元の止まり木に戻りました。
「カラスの行水」よりも圧倒的に短い「ヒヨドリの行水」をもう一度繰り返しました。
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。
水面で広げた翼を羽ばたかせて水飛沫を派手に上げています。
ヒヨドリが池から飛び去るたびに、余韻のように水面には波紋が広がります。
シーン2:7/10・午前10:02・晴れ・気温22℃
レンズに付着した水滴(雨または朝霧)が未だ乾いていませんが、よく晴れています。
♀♂番 と思われる2羽のヒヨドリがまるで競い合うように超時短の水浴を繰り返していました。
水浴びの合間に休む止まり木は今回も画角の外です。
止まり木から水場に飛び込みかけてもなぜか思いとどまり、池の上でホバリング(停空飛翔)しただけで止まり木に戻ってしまうことがあります。
最後は2羽が同時に池の上で停飛したものの、水浴せずに飛び去りました。
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
この池で水浴する野鳥の中で、ヒヨドリだけ異常に警戒心が強い(ように見える)のが不思議です。
もはやDNAに刻み込まれたヒヨドリ独特の水浴行動になっています。
もしかして、水が怖いのに我慢しながら水浴しているのかな?
臆病な個体が水場に潜む捕食者に襲われずに生き残ってきた、という自然淘汰を繰り返して進化したのでしょうか?
捕食圧が無くなっても水浴時間が短いままなのが謎です。
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