2019/09/25

イタドリの花を舐めるヤドリバエ科Calozenillia tamara



2019年6月下旬

平地の川沿いの原っぱに咲いたイタドリの群落で見慣れないハエが訪花していました。
透明な翅は根元だけ黒くなっています。
腹部は黒、胸部は灰色(?)で剛毛が生えています。

口吻を伸縮させて花蜜および花粉を舐めていました。
少し飛んで隣の株の花穂に移動すると、吸蜜を続けます。
私が撮影を止めて採集しようと殺気を出したら、飛んで逃げてしまいました。

なかなか格好良いハエで気に入りました。
いつもお世話になっている掲示板「一寸のハエにも五分の大和魂・改」で問い合わせたところ、ヤドリバエ科で未だ和名の無いCalozenillia tamaraの可能性が高い、と茨城@市毛さんからご教示いただきました。
寄主は未知のようです。

「吾輩はCalozenillia tamaraである。和名はまだ無い。」


ヤドリバエ科Calozenillia tamara@イタドリ訪花吸蜜
ヤドリバエ科Calozenillia tamara@イタドリ訪花吸蜜

地上で休み餌乞いするツバメの幼鳥(野鳥)



2019年6月中旬
▼前回の記事
ツバメの高速低空飛翔【ハイスピード動画】(野鳥)

ひと気のない公園でツバメHirundo rustica)が群れで低く飛び回っていましたが、1羽が地上に着陸しました。
日当たりの良い舗装路に座り、辺りをキョロキョロ見回しています。
嘴の端が黄色っぽく、頭上を飛び回るツバメに対して餌乞いしたので、幼鳥と分かりました。
おそらく巣立ったばかりの幼鳥(巣立ち雛)で、未だ自力で餌を捕れないのかもしれません。
親鳥が巣外給餌に通って来ることを期待して、少し離れた所から見守りました。
ところが、しばらくすると自発的に飛び去ってしまいました。
怪我をした個体ではないことが分かって一安心。
そもそもツバメは地上を歩いたり走ったりすることは苦手です。
公園内を少し飛び回っただけで、再び着陸してしまいました。
巣立ったばかりの雛は、飛行練習しても疲れやすいのでしょう。

もう1羽のツバメβが飛来し、路上に座っていた幼鳥αの左横に着陸しました。
この個体βも幼鳥のようで、αは餌乞いしませんでした。
各々が羽繕いしています。
βが飛び去った後、スズメが餌を探しながらαの横を通り過ぎても、互いに無関心でした。

幼鳥が餌乞いしても親鳥が給餌に来なかったのは、私を警戒していたのかな?

※ 要所要所で1/5倍速のスローモーションに加工しました。


ツバメ幼鳥(野鳥)@公園:歩道+休息
ツバメ幼鳥(野鳥)@公園:歩道+休息

2019/09/24

マメガキの花で採餌するクマバチ♀



2019年6月下旬

民家の庭木として植栽されたマメガキで多数のキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
忙しなく飛び回り、撮影に難儀しました。

マメガキは雌雄異株らしく、濃桃色の花は雄花なのだそうです。
(参考:山渓ハンディ図鑑5『樹に咲く花:合弁花・単子葉・裸子植物』p188)


雄花に訪花しているのに、クマバチ♀の後脚の花粉籠は空荷なので、吸蜜に専念しているようです。
花粉はもうハナバチ類が採り尽くした後なのかもしれません。


クマバチ♀@マメガキ訪花採餌
クマバチ♀@マメガキ訪花採餌

マメガキ花
マメガキ花

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