2025年8月中旬・午前11:30頃・晴れ
翅を緩やかに開閉しながら吸蜜しています。
個々の小さな花へ口吻を差し込むために、頭を小刻みかつ上下に動かしています。
同じ株に咲いた花序から花序へ歩いて移動することが多く、飛翔シーンを撮るにはかなり粘らないといけませんでした。
林床を少しだけ飛び回り、次のノブキ花序に留まります。
キンモンガ成虫の性別の見分け方を私は知りませんでした。
そう言われても、野外で単独個体を観察した素人には判別できません。
腹面を見せたときに、腹端に総排泄孔が目立つということは、この個体は産卵後の♀なのですかね?
キンモンガが羽ばたいて飛び立つ瞬間を狙って、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@3:18〜)
いくら待っても自発的に飛んでくれなかったので私は痺れを切らし、物を投げつけて強制的に飛び立たせました。
後半はハリギリ(別名センノキ)幼木の葉の上で翅を広げて休んでいました。
ちなみに、周囲の山林で単調に鳴き続けている声の主はエゾゼミ♂(Lyristes japonicus)です。
ノブキとキンモンガの組み合わせは初見です。
というか、いつも通う里山で長年気になっていた植物(下草)の名前が今回ようやく分かり、すっきりしました。
フキのように丸い葉ですが、葉柄に翼があります。
花が咲く時期を毎年見逃してしまい、素性が不明でした。
酷暑の真夏に山に登るのは熱中症のリスクがあって大変ですが、今年こそと意気込んで来たら、ようやく開花した状態と訪花昆虫を観察することができました。
花と葉の写真を撮ってAI(Googleレンズ)に画像認識してもらうと、すぐに名前が判明しました。
ノブキの種子散布法をついでに調べると、意外にも付着型の動物散布(ひっつき虫)でした。
痩果は人や動物に粘着して散布される[4] (wikipediaより引用)
とのことで、廃道や獣道を歩き回る私自身もノブキが林床に繁茂する一因でした。
キク科植物の種子散布は多様で、タンポポやフキは風散布ですし、アメリカセンダングサは付着型の動物散布です。
ノブキの葉にはリーフマイナー(潜葉虫・絵かき虫)の穿孔痕(マイン)がよくあります。
Perplexity AIにマインの写真を見せたところ、おそらくハモグリガ類の幼虫のしわざだろうと教えてもらいました。
このテーマを探求するのも面白そうです。
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