2024年10月下旬・午後・晴れ
スギ防風林の林床に鳥の羽根が大量に散乱していました。
鳥の死骸そのものや血痕などは、見つかりませんでした。
捕食者が獲物を狩った後に、羽根を毟って持ち去ったようです。
少し離れた2箇所に羽根が散乱していたのは、2回に分けて別の獲物を同じ場所で処理したのか、それとも同一個体の獲物が暴れて移動した結果なのかな?
餌食となった鳥は、基本的に黒っぽい地味な色の羽根に覆われていたようです。
しかし、綿羽などは白いので、カラスではなさそうです。
落ちていた全ての羽根を拾い集めても、私には獲物の正体を突き止められる気がしなくて、諦めてしまいました。
もし羽根の主を見分けられる達人がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると助かります。
生き物のDNA鑑定をアマチュアでも気軽に安く依頼できるようになって欲しいものです。
獲物を狩ったのは、肉食性の鳥類(猛禽)なのか、哺乳類なのか、どちらでしょう?
なんとなく、フクロウ(Strix uralensis)が一番怪しいのではないかと疑っています。
現場は、タヌキなどが往来する獣道の横です。
猛禽類が獲物を捕獲した後、むしった羽根が散乱したような場所が見つかることもあります。(中略)哺乳類による捕食跡もよく似ているので、どちらか判断に困ることもありますが、そんなときは羽根の根元、羽軸の基部が残っているかどうか、ビークマーク(クチバシによる捕食跡)と呼ばれる跡がないか、骨まで残っていればかみ砕かれていないかなどに注意して見てみましょう。(大型の猛禽類は)羽軸を折ってむしり取るような羽根の抜き方はしません。
小宮輝之(監修)『鳥の落としもの&足あと図鑑』によると、
(肉食性の:しぐま註)ほ乳類のむしった羽軸はかみちぎられるため短く、猛きん類はくちばしで引き抜いてむしるため、根元まで残っているのです。(p126より引用)
映像を見直すと、毟り取られた羽根の羽軸に損傷がなかったので、哺乳類の肉食獣ではなく猛禽の仕業だろうと分かりました。
そもそも、狩りがいつ行われたのか、分かりません。
最近の狩りだと思うのですが、どうでしょうか。
落ちている鳥の羽根を食べて分解する昆虫もいるらしいのですが、私には見つけられませんでした。
実は、犯行現場の近くに白いキノコが群生していたのですけど、それについてはまた別の記事にします。
関連記事(1.5年前の撮影)▶ 捕食されたクロツグミ♂?の羽毛が散乱するスギ林【野鳥のフィールドサイン】
※ せっかちな私の悪い癖で、カメラを忙しなく振り回すように撮影してしまい、見ると酔いそうな動画になってしまいました。
現場の状況を映像で記録するときは、意識して相当ゆっくりカメラを動かさないといけません。
苦肉の策として、1/2倍速のスローモーションに加工してお届けします。
18日後の昼間に現場のスギ防風林を通りかかると、スギの横枝に留まっていたフクロウが飛び去る姿を目撃しました。
真下の林床には鳥の糞が落ちていました。(フクロウが吐き出したペリットは見つからず。)
もしやその横枝が狩りの待ち伏せに使うお気に入りの止まり木または昼間に寝る塒(ねぐら)なのかと思って、トレイルカメラでしばらく狙ってみたのですが、空振りに終わりました。
【考察】
もし猛禽がいつも同じ場所で獲物を処理して羽根を毟るのであれば、現場にトレイルカメラを設置して監視したいところです。
たとえ猛禽が来なくても、他の野鳥が落ちている羽根を拾い集めて、越冬用の巣材(断熱材)とするかもしれません。
この点についてAIに相談すると、否定的な見解だったので、現場にトレイルカメラを設置しませんでした。
Gemini AIに質問してみました。
Q1: フクロウなどの猛禽が獲物の鳥を狩った直後に羽根をむしる場所はいつも大体決まっているのか?
A1: 結論から言うと、必ずしもいつも決まった場所というわけではありません。 猛禽類が獲物を処理する場所は、様々な要因によって変化します。 羽根をむしる場所が固定されない理由 獲物の大きさや種類: 獲物の大きさや種類によって、処理に適した場所が異なります。例えば、大きな獲物を処理する場合は、開けた場所を選ぶかもしれません。 周囲の環境: 隠れやすい場所、安全な場所、食べやすい場所など、その時の状況によって最適な場所が異なります。 天候: 雨や風などの天候によっても、処理する場所が変わる可能性があります。 天敵の存在: 天敵から身を守るために、隠れることができる場所を選ぶこともあります。 個体差: 同じ種類の猛禽でも、個体によって好みの場所や狩猟方法が異なる場合があります。 一般的な傾向 とはいえ、猛禽類にはある程度の傾向が見られます。 隠れやすい場所: 木の上、茂みの中、岩陰など、他の動物に見つかりにくい場所を選ぶことが多いです。 食べやすい場所: 食べやすいように、平らな場所や、獲物を固定しやすい場所を選ぶことがあります。 同じ場所を繰り返し利用: 同じ場所で何度も狩りをする場合、同じような場所で獲物を処理する傾向があります。 まとめ 猛禽類が獲物を処理する場所は、一概に決まっているわけではなく、様々な要因によって変化します。しかし、隠れやすい場所や食べやすい場所など、ある程度の傾向は存在します。
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