2026/02/28

野ネズミは銀杏を貯食するか?【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年12月上旬 

シーン0:12/3・午前8:41・晴れ(@0:00〜) 

明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。 
里山のスギ林縁で朽ち果てた倒木の端に給餌箱を固定し、拾い集めてきたイチョウの種子(銀杏)で一杯にしてみました。 
独特の異臭がする銀杏を野ネズミ(ノネズミ)は持ち去って貯食するでしょうか? 
言い換えると、イチョウの種子散布に野ネズミは関与するでしょうか? 


シーン1:12/5・午後20:21・雨天(@0:03〜) 
雨が激しく降りしきる晩に野ネズミが右下から登場しました。 
林床の草むらを野ネズミがうろちょろしてから、左下へ立ち去りました。 
倒木を登って給餌箱には来ませんでした。


シーン2:12/5・午後21:58・雨天(@0:00〜) 
約1時間半後、依然として雨が降り続いています。 
倒木の右端に来ていた野ネズミが左へ登りかけたものの、すぐに右へ引き返して林床に飛び降りました。 
まるでフェイントをかけたみたいです。 
もしかして銀杏の匂いが嫌いなのか、それとも監視カメラの赤外線LEDを警戒しているのかな? 
林床を左へ向かった野ネズミが、しばらくすると戻ってきて右へ立ち去りました。 


※ 雨音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【考察】 
その後は雪が積もり、野ネズミが監視カメラに写ったのはこれが最後でした。 
結局、野ネズミは餌箱の中身を調べもしませんでした。 
銀杏の給餌実験を始めるのが時期的に遅過ぎたかもしれません。 

この山中にイチョウの木は自生していないので、野ネズミが銀杏の匂いを嗅ぐのは初めてのはずです。 
酪酸に由来する独特の異臭で野ネズミが銀杏を忌避したとすれば、それはそれで興味深い結果です。 
次の年も追試してみるつもりです。 


つづく→

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