2024年5月上旬〜中旬
シーン0:5/6・午後12:10・くもり(@0:00〜)
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の様子です。
スギの落ち葉が敷き詰められた山道の中央に、ホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の黒々とした溜め糞場ltrがあります。
カメラの背後(画面の手前)がスギの植林地で、山道を挟んで反対側(画面の奥)は雑木林になっています。
現場の区間は平坦ですが、基本的に画面の右から左に向かって坂を登る山道になっています。
この時期に登場したニホンアナグマ(Meles anakuma)の記録をまとめました。
シーン1:5/9・午後21:19・(@0:04〜)
監視カメラの起動が遅れ、アナグマらしき野生動物が晩に左へ立ち去るところでした。
1/3倍速のスローモーションでリプレイしても、下半身の側面がちらっと見えただけで肝心の顔が写っていませんでした。
シーン2:5/10・午後14:38・晴れ(@0:16〜)
昼間にアナグマ♀が山道を左から右へ足早に通行しました。
タヌキの溜め糞ltrには興味を示さず、横を素通りしています。
シーン3:5/11・午前0:27・(@0:36〜)
日付が変わった深夜に、アナグマ♂が右(または奥)から来たようですが、監視カメラの起動が遅れました。
タヌキの溜め糞場ltrを素通りし、山道を左へ立ち去りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
【考察】
毎日1回ずつ3日連続でニホンアナグマが登場しました。
♀♂が共に写ったので、近くに営巣地(セット)がありそうです。
タヌキとアナグマが溜め糞場を共有(あるいは近くに隣接)する事例をこれまで2ヶ所(溜め糞場sと溜め糞場wbc/stmp)見てきたのですが、この地点ltrではアナグマがタヌキに対抗して排便することはありませんでした。
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