2024年5月下旬〜6月上旬
シーン0:5/24・午後12:03・くもり(@0:00〜)
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
里山の林道でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場ltrを自動センサーカメラで監視中です。
スギの落葉が敷き詰められた林道を挟んで、画面の手前(カメラの背後)がスギの植林地、画面の奥が雑木林になっています。
基本的に画面の右から左に向かって登る山道なのですが、溜め糞場ltrのある区間は、ほぼ平坦な地形になっています。
ニホンアナグマ♀♂(Meles anakuma)の登場シーンをまとめました。
シーン1:5/27・午後12:58・晴れ(@0:04〜)
昼下がりにアナグマ♀が林道を左から右へ通過しました。
タヌキの溜め糞場ltrは素通りしたようです。
シーン2:6/7・午前1:24(@0:11〜)
11日後の深夜に、アナグマがペアで現れました。
まず先行個体が右から左へ林道を通過します。
なぜか右後足を地面に着かないように、ヒョコヒョコ跛行していました。
ノイバラなど棘のある植物を誤って踏んでしまったのかな?
それとも喧嘩で足を噛まれたのでしょうか?
しばらくすると、右から後続個体が早足で登場。
アナグマはタヌキと違って、♀♂ペアが一緒に暮らすことはありませんし、親子以外で一緒に採餌することもありません。
したがって、2頭のアナグマが出会って縄張り争いの喧嘩となり、怪我した後足を引きずりながら逃げる先行個体を後続個体が走って追いかけてきたのではないか?と推測してみました。
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:29〜)
シーン2で登場した2頭のアナグマの性別がいまいち見分けられませんでした。
2頭ともタヌキの溜め糞場ltrは素通りしました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→
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