2024年5月上旬・午後15:15頃・晴れ
林縁に咲いていたシロバナヒメオドリコソウの群落でニッポンヒゲナガハナバチ♂(Eucera nipponensis)が忙しなく訪花していました。
触角の長い♂が吸蜜中に翅脈を拡大して見たら、識別点である前翅の亜縁室(肘室)が3室あったことから、ニッポンヒゲナガハナバチと判明しました。
顔(眉間)がオレンジ色に染まっているのは、唇形花に正当訪花で吸蜜した際に花粉が付着したようです。
雄蜂♂は♀と違って集粉しないので、後脚に花粉籠を持ちません。
初めこの植物はてっきりヒメオドリコソウだと思ったのですが、花が白色ですし、茎の上部に付いた葉が赤みを帯びずに緑色です。
早春の咲き始めはこんな感じだっけかな?と首をひねりながら調べてみると、シロバナヒメオドリコソウという突然変異の白花種らしい。
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