2025/04/06

ホンドギツネが巣口の匂いを嗅いだだけで逃げ出した奥には死骸が埋まっている?【トレイルカメラ】

 



2024年4月中旬・午後17:40頃・くもり・気温10℃・(日の入り時刻は午後18:22) 

アナグマの死後も平地の二次林で旧営巣地(セット)を自動撮影カメラで見張っていると、夕方にホンドギツネVulpes vulpes japonica)がやって来ました。 
前回の登場から12日ぶりで、尻尾がフサフサした健常個体でした。 
巣口Rの匂いを念入りに嗅いでから、足早に左の巣口Lへ向かいました。 
次に巣口Lを見下ろして匂いを嗅ぐと、慌てて右へ走り去りました。 

巣穴Lに住み着いた野生動物は居ないので、巣内の家主に威嚇された訳ではありません。 
下半身の麻痺した「いざりタヌキ」が巣穴Lの奥で餓死しているのではないか?と私は疑っています。 
その死臭を嗅覚の鋭いキツネが嗅ぎつけて、逃げ出したのでしょうか? 
キツネは新鮮な死骸なら食べるらしいのですが、腐敗の進行した死骸を忌避するのだそうです。 

私の嗅覚では、この営巣地で死臭を感じません。
巣口Lにハエが飛び回っている訳でもありませんでした。
死骸の有無を確かめるには発掘調査をする必要があるのですが、何年も使われてきた巣穴を壊したくありません。


つづく→

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