2024年4月下旬・午後14:40頃・くもり
山間部の農村でコンクリート製電柱の天辺に見慣れない猛禽が止まって周囲をキョロキョロ見渡していました。
カメラでズームインしてみると、その正体は夏鳥のサシバ♂(Butastur indicus)でした。
そこには鳥がよく止まるらしく、電柱の天辺は鳥の糞で白く汚れています。
強風で頭部の羽毛が逆立って、まるで冠羽のように見えます。
(サシバに冠羽はありません)
カメラを構える私に気づいたのか、サシバ♂はその場で回れ左すると、飛び去りました。
鳥は離陸直前に軽量化のために脱糞することが多いのですが、この個体はしませんでした。
電柱からサシバ♂が飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ(@0:25〜)。
そのまま左に旋回して見失ったものの、立ち去りかけた私が振り返って空を見上げると、上空をサシバが飛び回っていました。
羽ばたきと短い滑翔を交互に繰り返して、高度を上げています。
最後に別個体が一緒に写ったのに、撮影中の私は気づかずに録画を打ち切ってしまいました。
♀♂番 が一緒に飛び回っているのでしょう。
営巣地がどこにあるのか、突き止めたいものです。
「キンミー♪と甲高く鳴きながら飛び去った」と野帳には記してあるのですが、風切り音のせいか動画では聞き取れません。
サシバの雌雄判別法を忘れていたので、Perplexity AIに相談してみました。
サシバの性別を見分けるには、以下の特徴に注目します:外見的特徴顔の特徴オス:顔が灰色がかっている12メス:顔の灰色が少なく、白い眉斑がより明瞭123胸部の特徴オス:胸の白色が少ない傾向1メス:胸の白色が多く、淡い茶色の横じまがある12全体的な色合いオス:体全体が濃い色をしている1メス:オスより茶色みが強い1尾羽の特徴オス:尾羽の黒い帯(横斑)が太く、淡色帯の数が少ない14メス:尾羽の帯が細い傾向にある1春(4月下旬)の個体の識別春は繁殖期に当たるため、性別の特徴がより顕著になります。特に注目すべき点は:顔の灰色み:オスの方が強い眉斑の明瞭さ:メスの方がはっきりしている胸の白色の量:メスの方が多いただし、個体差や光の当たり方によって判断が難しい場合もあります。複数の特徴を総合的に観察することが重要です13。
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・サシバ
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