2024年4月下旬・午後17:44・くもり・気温22℃
平地の二次林に設置した自動センサーカメラで死んだニホンアナグマの巣穴Lを監視していると、夕方にヤマガラ(Sittiparus varius)が写りました。
初めは画面の左端で鳥の黒い尾羽の先だけが動いていました。
全身が見えずカラスかと思ったのですが、後にヤマガラと分かりました。
(ヤマガラの尾羽も黒いらしい。)
しばらくすると、至近距離でガリガリ♪と引っ掻くような物音が聞こえるようになりました。
さっきの鳥がトレイルカメラに気づき、その上に乗ったり嘴でつついたりしているようです。
最後にトレイルカメラの手前で短くホバリング(停空飛翔)してレンズを直接覗き込んでから、飛び去りました。
ヤマガラの偵察停飛を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:39〜)
トレイルカメラのレンズやセンサー、赤外線LEDなどの心臓部をヤマガラに壊されずに済んで助かりました。
実は、このトレイルカメラを灌木の幹に固定したベルトにミノムシ(蓑虫)が付着していたり、長期間設置してあるカメラ裏面と幹が接した隙間にクモが住居網を張って中に潜んでいたりするので、ヤマガラはそのような虫を捕食していたのかもしれません。
関連記事(半年前の撮影)▶
つづく→
0 件のコメント:
コメントを投稿