2023年11月上旬・午後15:50頃・気温22℃(日の入り時刻は午後16:42)
平地の二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)を見張るトレイルカメラの天辺に鳥が止まりました。
レンズに尾羽だけが写っています。
素人目にはなんとなく、シメ(Coccothraustes coccothraustes)の尾羽ではないか?と思うのですが、どうでしょうか。
関連記事(同所で約20日前の撮影)▶ 秋の二次林に渡来した2羽のシメ【野鳥:トレイルカメラ】
謎の鳥はすぐに画角の外へ飛び去ってしまいました。
その後もしばらく周囲の樹上を枝から枝へ飛び回っているようで、細い蔓が揺れています。
次はヤマガラ(Sittiparus varius)が飛来すると、木質の細い蔓にちょっと止まってからすぐに飛び去りました。
不審な監視カメラを偵察に来たのかな?
最後に、何者かが近くで木の幹を素早くコツコツ♪とつつく音が響きましたが、啄木鳥の姿は写りませんでした。
ヤマガラなどのカラ類とよく混群を形成する啄木鳥はコゲラですが、この森には他にもアカゲラやアオゲラが生息しています。
もしかすると、この打音は啄木鳥のドラミングではなくて、ヤマガラが樹上にドングリを埋め込んで貯食する音かもしれません。
関連記事(3年前の撮影)▶ 木の実を樹皮の下に貯食するヤマガラ(野鳥)
落葉が進む晩秋の二次林には、いろんな野鳥が現れます。
木の葉が鬱蒼と生い茂って林内が暗くなる夏よりもむしろ鳥の出現頻度が多いようです。
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