2023年11月上旬・午後17:00頃・気温14℃(日の入り時刻は午後16:38)
日没の約20分後、1頭のニホンアナグマ♀(Meles anakuma)が外から巣穴Lの中に戻ると、入れ替わりで、巣穴Lに潜んでいた大量の虫が湧き出るように外に脱出してきました。
まずは5倍速の早回し映像でご覧ください。
次に等倍速によるリプレイをご覧ください(@0:23〜)。
早回し映像にしないと蟲の動きに気づきにくいことがお分かり頂けるかと思います。
同様の現象はこれで3回も録画されていました。
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したがって、謎の虫は巣外に一旦避難してもほとぼりが冷めたら元の巣穴にこっそり戻っていると推察されます。
変温動物の昆虫がいくら動いてもトレイルカメラの熱源センサーが反応しないので、証拠の映像はありません。
まるで「蜘蛛の子を散らす」ようですが、穴居性のカマドウマ幼虫ではないか?と今のところ私は予想しています。
謎の虫は、このままアナグマと一緒に巣穴で越冬するのでしょうか?
虫の大群が巣穴に居候していることに鈍感なアナグマは気づいていないのか、虫を全て捕食したり巣穴から追い払ったりしないのが不思議でなりません。
冬ごもりの間の非常食にするつもりなのでしょうか?
この秋は様々な鳥や獣が代わる代わるこの巣口にやって来ては、虫を捕食していました。
それでも食べ尽くせないぐらいの膨大な数の虫が依然としてアナグマの巣穴に潜んでいるのです。
強風(木枯らし)が吹き荒れる晩で、落ち葉が舞い散り、トレイルカメラを固定したミズキ灌木が左右に大きく揺れています。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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