2023年11月上旬〜中旬
平地の二次林にあるニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)を2台のトレイルカメラで見張っています。
シーン1:11/6(@0:00〜)
みぞれが降る晩に二次林の林床をうろついています。
こんな寒い夜にアナグマは一体何を食べているのでしょう?
冬越し中の虫やミミズを探し当てるスキルがあるのかな?
越冬に備えて充分な体脂肪を蓄えることができていれば良いのですが。
シーン2:11/8(@0:25〜)
2頭のアナグマが2つの巣穴L、Rを代わる代わる内検しています。
みぞれが降り始めました。
夜明け前に1頭が入巣Rし、中で寝たようです。
同じ日の晩(日没後)に目覚めたアナグマが巣外活動を再開しました。
シーン3:11/9(@5:24〜)
日没後から。
シーン4:11/10(@5:56〜)
夜明け前から。
シーン5:11/11(@6:51〜)
日没後
シーン6:11/12(@7:36〜)
日没後、みぞれが降っています。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
【考察】
どうやら、この巣穴でニホンアナグマが越冬するようです。
残念ながら、登場するアナグマの個体識別ができていません。
丸々と太った当歳仔ではないかと勝手に予想しているのですけど、幼獣の体型が変わると私にはさっぱり分からなくなりました。
この営巣地で春に出産・育児した母親♀は暗視動画で見ると左右の目の大きさが異なるのですが、今回の映像にはなぜか登場しません。
たまたま正面からカメラ目線をくれなかっただけなのか、それとも母親♀はどこか別の巣穴で越冬するのでしょうか?
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