2021年8月下旬・午後13:40頃・小雨
民家の庭に植栽されたイチジク(無花果)で果実が熟すと今年も様々な昆虫がやって来ます。
熟果の甘い芳香に誘われたのか、セグロアシナガバチ(Polistes jokahamae)のワーカー♀がパラパラと小雨が降る中を飛来しました。
雨の雫で濡れた葉の上に初めは止まりました。
(水滴を舐めていたかどうか不明。)
葉から葉へと飛び回ってから、ようやく熟果に止まりました。
これは熟し過ぎて(あるいはスズメバチの食害を受けて)枝から千切れ落ちたもののようです。
セグロアシナガバチ♀は口吻でイチジクの果肉を舐め始めました。
この組み合わせは初見です。
オオスズメバチのように果肉を大顎で噛み切ることはしませんでした。
熟果上でクロオオアリ(Camponotus japonicus)のワーカー♀とニアミスすると、アリの方が慌てて逃げ出しました。
セグロアシナガバチ♀は翅を半開きに立てて一瞬だけ警戒態勢になりました。
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