2026/04/30

収穫後のソバ畑を子連れで横切るニホンザルの群れ

 

2024年12月上旬・午前11:50頃・晴れ 

収穫後のソバ畑をニホンザル♀♂(Macaca fuscata fuscata)の小群が続々と遊動していました。 
地面にこぼれ落ちたソバの種子をニホンザルが拾い食いする様子を観察したかったのですが、私を警戒した猿たちは採食どころではなくて、ちらちらと振り返りながら逃げているところでした。 

子連れの母親♀は、幼い子猿を腹にしがみつかせたり、腰に乗せたりして運んでいます。 
母親♀は子猿を抱っこして運びながら走ることも可能ですが、いかにも重そうです。 
別の子猿が母親♀の腰にひょいと飛び乗ることもありました。 
逆に、おんぶされていた子猿が母親♀の背中から自分で降りて、仲間の子猿の後を追いかけました。 
GPSの黒い首輪を装着した♀個体の横を、幼い子猿が自力で歩いています。


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交尾中のキリウジガガンボ♀♂

 

2024年4月下旬・午後14:45頃・晴れ 

田んぼの農道でキリウジガガンボTipula aino)の♀♂ペアがイネ科植物の葉に止まって交尾していました。 

互いに逆を向いて腹端の交尾器を連結しているかと思いきや、下の♂個体が腹部を前方に屈曲して♀と同じ向きで結合していました。
草葉に止まるために♂が体をねじって、たまたまこのような体勢になっただけかもしれません。 
先日観察したペアは、互いに互いに反対方向を向いて交尾していたからです。 

2026/04/29

営巣地の雪原であちこち掘っても大雪で埋もれた巣口を探し当てられないホンドタヌキ♀♂【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年2月上旬 

シーン0:1/20・午後12:59・晴れ(@0:00〜) 
深い雪で埋もれた休耕地でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の家族が暮らす営巣地を自動撮影カメラで見張っています。 
このときは雪原に巣穴が開口しています。 


シーン1:2/2・午前2:36・気温-6℃(@0:04〜) 
タヌキが採餌に出かけて留守にしている間、巣穴の入口が大雪に埋もれてしまいました。 
深夜に硬く凍結した雪原を左から来たタヌキが、営巣地を右へ横切りました。 
画面右端に自生していたオニグルミの落葉灌木が積雪の重みで倒れ、雪に埋もれかけています。 
雪面から突き出た枝にタヌキが排尿マーキングしました。 
このとき後足を上げず、腰を落として小便したので♀ですね。 

雪原を奥に向かって歩き出してから、途中で気づいて方向転換し、巣口の方へ戻り始めました。 
鼻面を雪面に突っ込んで匂いを嗅ぎ、巣口のあった地点を探しています。 
凍った雪面に前足で穴を掘って雪かきを始めましたが、場所がずれています。 
暗闇では雪面の僅かな凹みがタヌキには見えないようです。 
嗅覚頼みのタヌキは、少し左に移動してから再び雪の下の匂いを嗅いでいます。 


シーン2:2/2・午前2:37(@1:05〜)
雪原をうろつき(ワンダリング)、あちこちで雪面に鼻面を突っ込んで巣口を嗅ぎ当てようとしています。 
やがて、諦めたタヌキは右へ立ち去ってしまいました。 


シーン3:2/4・午前7:29・降雪・気温-1℃(@1:42〜) 
2日後の雪がちらつく朝に、ホンドタヌキが♀♂ペアで帰巣しました。 
画面の右端だけ曇っているのは、霜や雪がレンズに付着したようです。 
監視カメラの画角が斜めに傾いていました。 

まず先行個体が雪原を左からやって来ました。 
凍った雪面の上にうっすらと新雪が積もっていて、タヌキが歩くと足跡が残ります。 
餌不足の厳冬期に遠出をした間に大雪が積もり、巣口が埋もれてしまいました。 
明るい昼間でも手がかりの乏しい雪原で迷子になっています。 
あちこちで鼻面を雪面に突っ込んで、匂いを嗅いでいます。 
顔を上げるとタヌキの鼻先に雪が付いていてかわいらしいのですが、タヌキにとっては死活問題です。 

左から後続個体が登場し、パートナーと合流しました。 
ここぞと思う地点で、雪を前足で掘り始めました。 
外れと分かると、また探索をやり直します。 


シーン4:2/4・午前7:31・降雪(@2:43〜) 
タヌキ♀♂は一緒に並んで雪面に穴を掘っています。 
前足で雪を後方に勢い良く掻き出しています。 

片方の個体(性別不明)はさぼりがちで、作業を中断して周囲を眺めています。 
タヌキは飽きっぽかったり、穴掘りで疲れやすいのでしょうか? 
このペアは性別による分業があり、穴掘りはパートナーに任せて縄張りへの侵入者を警戒してるのかもしれません。 
さぼりタヌキが左へ立ち去りかけたところで1分間の録画終了。 


シーン5:2/4・午前7:33・降雪(@3:43〜)
1頭だけが営巣地の雪原に居残って穴掘りを熱心に続けています。 
やがて雪かきを止めて佇み、左をじっと見ています。 
どこかへ行ってしまったパートナーの行方を探しているのでしょう。 
最後にクゥーン♪と小声で鳴いたような気がしたのですが、ただのノイズかもしれません。(@4:33〜) 

これ以降の活動が記録されていなかったということは、結局ホンドタヌキの♀♂ペアは大雪で埋もれた巣口を探し当てることが出来ずに諦めて立ち去ったようです。 
しかし、まったくの徒労ではありません。 
巣口を雪かきして黒い土の地面が少しでも露出すれば、晴れた日に太陽光で周囲の雪が少しずつ溶けてくれます。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


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