2025年1月上旬
雪が積もった休耕地でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が越冬する営巣地を自動センサーカメラで見張っています。
シーン1:1/7・午前6:27・気温-1℃(@0:00〜)日の出時刻は午前6:52
夜明け前、朝霧が少し立ち込めているようです。
手前から単独で来たタヌキが、凍った雪面の匂いを嗅ぎながら、奥の営巣地に向かっています。
途中で頻繁に立ち止まって、雪原の左上奥を気にしています。
雪に埋もれた巣口L、Mを順に点検してから巣口Rに向かいます。
前足で巣口Rの雪かきを始めました。
アナグマと比べてタヌキは穴掘りが苦手ですから、中途半端ですぐに止めてしまいました。
やがて左上から別個体のタヌキが登場しました。
巣口Rで先行個体に追いついたところで、1分間の録画終了。
最低気温が氷点下だと雪面が硬く凍り、その上を歩いてもタヌキの足跡が残りません。
シーン2:1/7・午前6:29(@1:00〜)
辺りが少し明るくなりました。
タヌキのペアがまだ雪原をうろついています。
私には外見でタヌキの性別を見分けるのは無理ですが、寄り添って歩いていたのに、急に相手にじゃれついたように見えました。
しかし動画を見直すと、しつこくまとわりつく♂に♀が苛立っているようにも見えました。
(そろそろ♀が発情する時期なので、♂はパートナー♀につきまとって発情状態を頻繁にチェックしています。)
雪面だけが凍っている状態を俗に最中 雪と呼び、ときどき足がズボッと潜るので、歩くときには注意が必要です。
巣口Lに近づこうと方向転換した際に、タヌキの後足が雪面でスリップしたか潜ったようです。
凍った雪で埋もれていた左の巣口Lで、1頭が雪かき穴掘りを始めました。
今度は頑張って、ついに巣穴Lに入ることができました!
穴掘りが苦手と言われているタヌキも本気を出せば、雪かきぐらいは出来るようです。
その間に、雪原を右へ立ち去りかけていたパートナーの別個体が、右から戻って来ました。
シーン3:1/7・午前6:47(@2:00〜)
だいぶ明るくなっても、まだ朝霧がうっすらとかかっています。
巣穴Lから外に出てきたばかりと思われるタヌキのペアが、依然として営巣地(越冬地)の雪原をうろついています。
巣口Lで左を向いて佇んでいた個体が、その場で身震いしました。
顔を巣口Lに突っ込んで匂いを嗅いでから、パートナーの後を追って右に立ち去りました。
つづく→
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