2026/03/24

雪が積もったアナグマの旧営巣地をうろつき、排尿マーキングするホンドギツネ♀♂【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年1月上旬〜中旬 

シーン0:12/25・午後14:11・くもり・気温17℃(@0:00〜) 
シーン0:12/25・午後14:48・晴れ・気温15℃(@0:03〜) 
平地の落葉した二次林でニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)を2台の自動撮影カメラで見張っています。 
根雪がどっさり積もりました。 
どうやら空き巣のようで、今季アナグマはここで越冬してくれませんでした。 
その代わりにホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が越冬しているようです。 

新年になって登場したホンドギツネVulpes vulpes japonica)のシーンをまとめました。 


シーン1:1/1・午前3:32・降雪・気温-2℃(@0:07〜) 
雪が降る深夜未明に、冬毛のホンドギツネがキツネが登場しました。 
キツネが歩くと、新雪に足が潜っています。 
大雪に埋もれた巣口Lに近づき、窪みに鼻面を何度も突っ込んで匂いを嗅いでいました。 
1分間の録画が終わり、その後の展開は不明です。


シーン2:1/3・午前10:48・晴れ・気温4℃(@0:21〜) 
2日後の日中に右からキツネがやって来ました。 
明るい自然光下で、冬毛の健常個体をしっかり録画することができました。 
雪面は固く凍結していて、足跡がまったく残りません。 

キツネは雪面に開口した巣口Rに近づき、匂いを嗅ぎました。 
2つの巣口R、Lの中間地点で立ち止まり、腰を屈めてマルバゴマキの落葉灌木に排尿マーキングしたようです。 
後脚を上げずに小便したので、この個体は♀と判明。 
巣口Lにも寄り道したものの、窪みを一瞥しただけで通り過ぎました。 
ホンドギツネ♀による排尿マーキング(匂い付け)を1.5倍に拡大した上でリプレイ(@0:56〜)。 
さすがに小便の雫は動画に写っていませんでした。 


シーン3:1/3・午前10:48・晴れ・気温11℃(@1:13〜) 
別アングルの監視カメラでも続きが撮れていました。 
巣口Lを通り過ぎたキツネ♀は、画面の右端まで来て、雪面に大き目の足跡を見つけると、怯えたように左へ方向転換しました。 
奥の落葉二次林内へ、凍った雪面をジグザグに進んでいます。 


シーン4:1/6・午後20:30・雨天・気温0℃(@1:59〜) 
起動理由が不明ですが、晩に冷たい雨が降っています。 
※ ここだけ雨音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。


シーン5:1/11・午後12:44・晴れ・気温8℃(@2:03〜) 
ドカ雪が積もった後で、巣口Lは完全に深い雪の下に埋もれました。 


シーン6:1/12・午後17:18・気温-2℃(@2:07〜) 
大雪が積もり、巣口Rは深い雪の下にすっかり埋もれてしまいました。 
その結果、巣口Rがあった地点もほぼ平坦になっています。 


シーン7:1/12・午後21:29・気温-5℃(@2:10〜) 
ドカ雪に埋もれた獣道を左から右へキツネがやって来ました。 
歩くたびに足が雪にズボズボ潜っていますが、ラッセルするほどではありません。 

通りすがりに、オニグルミ立木の根元に排尿マーキング。 
このとき右後足を上げたので、♂と判明。 
キツネが小便で匂い付けしたシーンを、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@2:23〜) 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】 
ホンドギツネの外見による個体識別はあまりできていませんが、排尿時の姿勢から少なくとも♀と♂がそれぞれ来ていることが分かりました。 


つづく→

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