2024年12月上旬・午後12:15頃・晴れ
郊外の収穫が終わった畑の端にクリ(栗)の大木があります。
ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の小さな群れが、木陰に座ってのんびり採食していました。
「大きな栗の木の下で♬」散乱している落果を拾い食いしているようです。
関連記事(1年前の撮影)▶ 路上でクリの落果を拾い食いするニホンザルの群れ
採食シーンをしっかり撮影したくて、私が物陰から近づこうとした途端に、気づいた猿たちは警戒して逃げ始めました。
クリの太い幹を子猿が頭を下にして真っ逆さまに下っています。
黒い首輪を装着した母親♀が迎えに行き、後脚で立ち上がって両手を広げると、樹上から飛び降りるやんちゃな子猿を無事に受け止めました。
体重の軽い子猿の時期は大丈夫かもしれませんが、高所から無鉄砲に飛び降りると、着地の衝撃で『坊っちゃん』のように腰を抜かしたり足を捻挫したり骨折したりするかもしれません。
地上にはクリのイガが大量に散乱していますから、母親が受け止め損ねたら、子猿にトゲトゲのイガが刺さって痛い目に遭うかもしれません。
子猿は母親の胸にしがみついたまま(腹側しがみつき)、母親が四足歩行で運んで右へ逃げて行きます。
クリの木から飛び降りる我が子を母親が受け止めた瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:07〜0:22)
ヒトの母親とは違って、ニホンザルは「危ないでしょ、高いところから飛び降りないの!」と幼獣を叱りつけることはしませんでした。
成獣になると、無闇に飛び降りることはしないで、慎重に木から地上に降りるようになります。
わんぱくな幼少期に痛い目に遭って(足を負傷して)、自分で学習するのでしょうか。
クリ樹上には逃げ遅れた別の幼獣がまだ残っていました。
その母親が口にクリの実(堅果)を咥えたまま右から走ってきて素早く木に登ると、逃げ遅れた子猿を腰に乗せて地上に降り(背乗り)、仲間を追って右のスギ防風林へ引き返します。
つづく→
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