2026/01/18

ニホンアナグマの巣穴に潜むカマドウマの群れを直接撮影してみる【暗視映像】

 

2024年10月下旬〜11月上旬

地の二次林にあるニホンアナグマMeles anakuma)の営巣地(セット)をトレイルカメラを使って長期間の定点観察をしています。 
独立した2つの巣穴L、Rの入口付近に(秋になると?)現れる小さな徘徊性昆虫の正体がずっと気になっています。 
アナグマの巣穴に居候している謎の虫は、夜になると活動が活発になるようです(夜行性)。 

アナグマ以外の野生動物(タヌキなど)がここに通って来るのは、居住空間をアナグマから乗っ取るのが目的ではなく、穴居性の虫を捕食するためだということが分かってきました。 
アナグマや他の野生動物が巣穴に入ると、その虫の大群が入れ替わるように巣穴からピョンピョン跳んで脱出するのです。 


シーン1:10月下旬・晴れ(@0:00〜) 
暗いトンネルの内部を観察できる内視鏡(スネークカメラ)を持ってないので、手持ちの撮影機材でなんとか方法を考えました。 
赤外線の暗視映像が撮れるハンディカムを伸ばした一脚に取り付けて、巣穴の奥に差し込むことにしました。 
このアイディアの実行になかなか踏み切れなかったのは、もしもアナグマが巣内に居た場合、怖がってこの営巣地から逃去してしまうのではないかと恐れたからです。 
現場入りしてトレイルカメラの電池を交換するときも、巣穴の入口に私の足跡や匂いを付けないように、必要以上には決して近寄りませんでした。 
しかし、どうしても巣内に居候する謎の虫の正体を確かめたくて(好奇心に負けて)、決行することにしました。 

直前に監視カメラをチェックして、おそらくアナグマは留守だろうと確かめました。 
作業中にハンディカムの液晶モニターは見れませんから、手探りで(勘で)一脚を突っ込み、撮れた動画をその場で再生して確かめます。 
確かに留守だったようで、ハンディカムを突っ込んでも巣内のアナグマが怒ってカメラに噛み付いたり、外に飛び出して来たりすることはありませんでした。 


まず初めに、巣穴Rを調べます。 
巣口Rから斜め下にトンネルが伸びてから、向きが変わっているようです。 
途中ですぐにハンディカムを付けた一脚が引っかかってしまい、奥まで撮れませんでした。 
真っ直ぐで剛性のある一脚は、柔軟に曲げることが出来ないのです。 
坑道には落枝が散乱していました。 
やや下向きに固定したハンディカムでトンネルの床面を撮っても、虫は写っていませんでした。 

次に、別の巣穴Lを調べてみましょう。 
入口Lには落ち葉が散乱しています。 
ハンディカムを暗視モードに切り替えてから、巣穴Lの奥に突っ込んでも、羽アリ?が1匹写っていただけでした。 
巣穴Lは入口から斜めに降りた後は南に向かってまっすぐ伸びているようですが、奥までハンディカムが届きませんでした。 



シーン2:11月上旬・晴れ(@3:52〜) 
2週間後に、同じ作戦で再挑戦してみました。 
謎の穴居性昆虫はおそらくカマドウマだろうと予想しているのですが、前回は時期が少し早かったのかもしれません。 
しかし、トレイルカメラに撮れた映像では、アナグマやタヌキが巣穴に潜り込むと、それと入れ替わるようにカマドウマ?の群れが中からワラワラと外に逃げ出して来る様子が何度も写っていました。 
謎の穴居性昆虫はトンネルの床面ではなく天井面に居るのだとしたら、前回は撮影アングルの問題で写っていないだけかもしれません。 
これ以上先延ばしにすると、謎の虫が連日のように野生動物に捕食されて全滅するかもしれません。 

そこで今回はハンディカムをポールに固定する際に水平よりも少し上を向けて、坑道(トンネル)の天井部を狙って撮ることにしました。 
前回は一脚がやや太すぎたので、それよりも細いスキーのストックを使ってみたら、だいぶスムーズにカメラを出し入れできました。 
スキーのストックは細くても十分な剛性があります。

まずは、巣穴Rの内部を調べます。 
すると予想通り、カマドウマの群れがトンネルの天井部に逆さまになって蠢いていました。 
白黒の暗視映像ですが、どうやらマダラカマドウマDiestrammena japanica)のようです。 
大小様々の個体が集結しています。 
腹端に産卵管を持つ♀成体も混じっていました。 
小さい個体は幼虫なのでしょう。 

ハンディカムを盲滅法に動かしているので、映像が見にくいのは仕方がありません。 
見やすくするために、1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 

次は、もう一つの巣穴Lの中を覗いてみましょう。 
巣口Lには落ち葉が大量に溜まっています。 
ハンディカムを差し込むと、トンネルの天井部に逆さまに止まって居たカマドウマが奥に逃げて行きます。 
撮れた映像を見比べる限り、巣穴Rよりも巣穴Lの方がカマドウマの生息数が多いようです。

巣穴に突っ込んだポールを引き出してハンディカムを回収すると、ボディもレンズも土で汚れていました。 
撮影機材の角でトンネル内部を擦ってしまったようです。 
こういう過酷な撮影環境では、GoProなど小さなアクションカメラの方が適していそうですが、予算不足で持っていません。 


※ 動画編集時に暗視映像をモノクロに加工しています。 

撮影直後にカマドウマが1匹だけ巣外に跳び出してきました。
しかし、私がもたついている間に逃げられてしまい、証拠の写真や動画を自然光下で撮ることができませんでした。 


【考察】 
試行錯誤で悪戦苦闘した結果、前年からの謎が解けてスッキリしました。 
百聞は一見に如かず、案ずるより産むが易し、という諺の通りでした。 

夜行性のカマドウマは、隠れ家としてアナグマの巣穴を昼間に利用しているだけなのでしょうか?
アナグマは寝床として大量の植物(落ち葉だけでなく緑の生葉も含む)を巣内に持ち込みます。
古くなった巣材は巣穴の外に捨てられますが、巣穴の中には腐葉土になりかけた落ち葉が大量に溜め込まれているのです。
カマドウマは雑食性ですから、そのような有機物(リター)そのものを食べたり、そこに集まる土壌生物を捕食したりして成長するのかもしれません。

ちなみに、巣穴Lの横に生えたミズキ灌木の幹に粘着トラップを設置したところ、マダラカマドウマの触角や自切した脚が大量に付着していました。
つまり、カマドウマは木登りもするのです。

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トレイルカメラの記録によると、野ネズミがアナグマの巣穴に居候していた時期もあったのですが、今回の撮影では野ネズミについての手がかりを得られませんでした。 

アナグマの巣穴の内部を非破壊でもっと詳しく調べるには、ファイバースコープ(スネークカメラ、内視鏡)を導入すべきでしょうか?
売られているファイバースコープの多くは、細いパイプの中を調べることを想定して作られています。 
アナグマの巣穴はファイバースコープの太さに対してだいぶ広いのが問題になります。 
入口から送り込むファイバースコープにある程度の剛性がないと、フニャフニャでは曲がりくねったトンネルの奥まで差し込めないはずです。 
リアルタイムで画面を見ながら挿入する向きを手元で細かく操作できる高級品のファイバースコープが必要になりそうです。 

写真家の福田幸広氏による名著『アナグマはクマではありません』を読むと、ラジコンのキャタピラ車にCCDカメラを取り付けて巣穴の奥を撮影してみたいという構想が確かあとがきに書いてありました。 
私の予想では、おそらく筆者はファイバースコープを使っても上手く撮れなかったのでしょう。 
ラジコンカーの作戦が成功したのかどうか、気になります。(首を長くして続編をお待ちしています。) 


秋になると様々な野生動物(タヌキ、キツネ、テン、ハクビシン、イタチ、野ネズミなど)がアナグマの巣穴(空き巣)に足繁く通ってくるのは、穴居性のカマドウマを獲物として捕食するためだったようです。
カマドウマは、何か対捕食者戦略を進化させていないのでしょうか? 
群れを作り、ピョンピョン跳んで逃げ惑うだけなのかな? 
カマドウマの長い後脚は、強い跳躍力を得るためだけでなく、捕食者が噛みつきにくいように嵩張り、口に刺さるように棘を生やしているのだそうです。 

Gemini AIによれば、 
カマドウマの脚には鋭いトゲ(棘)がたくさん生えており、特に後脚の脛節(細長い部分)に集中していて、これで跳躍したり、捕食時に獲物を捕らえたり、外敵から身を守ったりするのに役立っています


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2026/01/17

アナグマの営巣地を1〜2頭で昼夜うろつくホンドタヌキ:10月中旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年10月中旬

シーン0:10/10(@0:00〜) 
平地の二次林でニホンアナグマの営巣地(セット)を自動撮影カメラで見張っています。 
この時期に登場したホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)の行動をまとめました。 
面白い行動については個別の記事で紹介したので、その残り物になります。 


シーン1:10/11(@0:05〜) 

シーン2:10/12(@2:39〜) 

シーン3:10/13(@3:39〜) 
特筆すべきは、未明に単独で来たタヌキがアナグマの空き巣Lに恐る恐る潜り込んだことです。(@4:25〜) 
次に出巣Lしたシーンは撮り損ねたようです。 


シーン4:10/14(@5:51〜) 

シーン5:10/15(@6:24〜) 
明るい昼間に単独で来たタヌキが、アナグマの巣口Lを飛び回る虫(キイロコウカアブ?)を捕食しようと噛み付くいたものの、失敗したようです。 

次に、アナグマの巣口Rで合流した2頭のタヌキが横に並んで覗き込んでいます。 
穴居性の虫(カマドウマなど)を捕食しようと狙っているようです。 
このとき、左の個体が右の個体の首筋を対他毛繕いをしました。(@8:40〜) 


シーン6:10/18(@9:56〜) 

シーン7:10/21(@11:13〜) 

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【考察】 
試しに6個の銀杏(イチョウの落果)をセットに給餌してタヌキの反応を調べたのですが、通りすがりに匂いを嗅ぐだけで食べませんでした。 
イチョウの種子散布者はタヌキだと思っていたので、意外な結果です。 
この二次林には本来イチョウの木は生えていませんから、あからさまに怪しい状況だとタヌキは警戒して食べなかったのでしょうか。 
初めての給餌実験は失敗です。 
翌年にも給餌場所を変えてしつこく試したところ、ようやくタヌキが銀杏を食べる映像が撮れました。(映像公開予定) 



電柱に留まって鳴き続け♪羽繕いしていたトビが飛び立ち秋の田んぼに着陸するまで(野鳥)

 



2024年10月上旬・午後15:25頃・晴れ 

田んぼでヘビを狩った猛禽が飛び去ると、入れ替わるように別個体の猛禽が道端の電柱の天辺に止まりました。 
秋の順光を浴びた猛禽を正面から撮れたのは良かったのですが、眩し過ぎて白い羽毛は白飛び気味です。 
実は撮影時の私はおかしな勘違いをしていて、てっきりこの個体が足元に獲物のヘビを掴んだままだと思い込んでいました。
(ヘビを狩った猛禽は別個体です。) 

どうやらトビMilvus migrans)のようですが、翼下面の斑紋を見るまでは自信がありません。 
覚悟を決めて、飛び立つまで長撮りします。 
トビは電柱の高い天辺から、周囲の刈田をキョロキョロと見回しています。 
多数の赤トンボが飛び交っていますが、チゴハヤブサと違って図体の大きなトビはトンボを空中で狩れるほど飛翔能力が高くありません。 

関連記事(6年前の撮影)▶  


ハシブトガラスの澄んだ鳴き声が聞こえますが、繁殖期ではないので猛禽を積極的に追い払うためにモビング(擬攻撃)に集まることはありませんでした。 

やがて電柱に留まったトビは、のんびり羽繕いを始めました。 
まず左肩の羽毛を嘴で整え、次は腹、背中の順で羽毛を整えました。 

しばらくすると、トビは断続的にピーヒョロロ♪と鳴き始めました。(@1:28〜) 
動画では退屈な部分を編集でカットしましたが、電柱の天辺に留まってから鳴き始めるまでかなり時間がかかっています。
したがって、私に対して警戒・威嚇する鳴き声ではないような気がします。 
横の田んぼで稲刈り作業するコンバインがバックするときに、「ビッビッビッ」というビープ音♪を発しているので、まさかトビはその人工音と鳴き交わしているのでしょうか? 
トビは秋にも縄張り宣言で鳴く必要があるのかな? 
鳴く合間に、発声しないで嘴を開けたのは欠伸ですね。 

長撮りしてもトビは一向に飛んでくれないので、カメラを持つ腕が疲れてきました。 
撮影しやすいように位置を少し変えてから、仕切り直して長撮りを続けます。 
トビは相変わらずピーヒョロロ♪と電柱の天辺で鳴き続けています。 

やがて、自転車に乗った親子が私の横を通り過ぎました。 
(動画に写り込まないよう配慮しました。) 
近づく親子を警戒して、いよいよトビが飛んでくれるかと期待したのですけど、トビが留まっている電柱の真下を自転車の親子が通り過ぎても、トビは飛び去りませんでした。 

ようやくトビがその場(狭い留まり場)で足踏みするように方向転換しました。(@5:34〜) 
左に向き直ってから飛び立ちました。 
おそらく、揚力を得るために、逆風に向かって飛び立つ必要があるのでしょう。
ついに広げた翼の下面が見え、その斑紋からノスリではなくトビと確定しました。 
飛び立った直後にトビは羽ばたきながら右に急旋回し、スーッと滑空しながら奥に飛び去ります。 
羽ばたいて少し高度を上げると、奥の電柱の天辺に留まり直しました。 
更に2つ奥の電柱の天辺にはカラスが単独で留まっていたのですが、トビに対して嫌がらせのモビングを発動することはありませんでした。 

やはりトビは近くにいるカラスのせいで落ち着かないのか、すぐにまた電柱から飛び立ちました。
大型の鳥は飛び立つ直前に脱糞して軽量化を図ることが多いのですけど、この個体は排泄しませんでした。 
右に滑空しながらピーヒョロロ♪と鳴きました。 
そのまま流し撮りすると、田んぼの奥に隣接して広がるメガソーラー発電所のパネルが奥に見えます。 

トビは低空で旋回してから、田んぼの畦道に着陸したようです。 
着陸予定地点に危険がないか偵察確認するために旋回したのでしょう。 
 少し前に目撃した別個体と同じように、ヘビを狩ったのかな? 
しかしこの個体は、地上で何か獲物を見つけて狩ったようには見えません。 
着陸直後に獲物を嘴で啄まなかったからです。 
ただし、トビはスカベンジャー(死肉食性)ですから、動物の死骸を見つけたのかもしれません。 
残念ながら、手前に生い茂ったススキとガマの群落が邪魔で、トビの姿を見失いました。 
奥には稲刈り前の田んぼが広がっていて、黄金色の稲穂が見えます。 


※ トビの鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。


【考察】
今回観察したトビによる一連の行動について、Perplexity AIに相談してみました。
回答に含まれる用語の細かいミスを手直しした上で抜粋します。

電柱上でのんびり「ピーヒョロロ」と繰り返し鳴いているトビの声は、典型的には“さえずり”というより、広い意味での縄張り・存在アピールやコミュニケーションに使われる声と考えられます。wanchan+1
ただし小鳥のような明確な「さえずり=繁殖期の求愛・縄張り歌」と同列に扱うのはやや難しく、状況依存の汎用的な声とみなす方が無難です。syrinxmm.cocolog-nifty

トビの「ピーヒョロロ」の機能

  • 「ピーヒョロロ」は、トビで最もよく聞かれる高く伸びる声で、上空を旋回しながらだけでなく、止まり木(電柱や樹冠)からも発せられます。youtubewanchan

  • 文献や観察記録では、この声には「縄張り主張」「自分の居場所の誇示」「周囲の個体への呼びかけ」といった意味があると解説されることが多く、侵入者に対する警戒・牽制の場面でも同じ声が使われます。note+1

「さえずり」としての扱いについて

  • 鳴禽類(スズメ目スズメ亜目)のように「地鳴き」「さえずり」が機能的・声質的に明瞭に分かれている種と違い、トビでは同じ「ピーヒョロロ」が日常行動から巣の防衛まで広い文脈で用いられるとの指摘があります。syrinxmm.cocolog-nifty

  • そのため、観察者によっては「さえずり的な声」と呼ぶことはあっても、“繁殖期限定の歌”というより「主に縄張りアピールやコミュニケーションに使う代表的な鳴き声」と理解する方が生態的には近いと考えられます。wanchan+1

10月上旬・田園地帯での解釈

  • 10月上旬は繁殖シーズンのピークは過ぎていますが、トビは留鳥として年間を通じてなわばり性を示しうるため、自分の占有する範囲や休息場所を示す“ゆるい縄張り宣言+存在アピール”として鳴いていた可能性が高いです。wanchan

  • 電柱頂部で羽繕いしつつ頻繁に鳴く、周囲に明確な敵対行動が見られない、という文脈からは、強い威嚇というより「ここにいるぞ」「このあたりは自分の場所だ」という常在アピール・コンタクト的な意味合いが強かった行動と解釈するのが妥当と思われます。youtubewanchan


トビの鳴き声には「ピーヒョロロ」以外のバリエーションが存在します。orbis-pictus+1

主な鳴き声の種類

  • 基本的な縄張り主張や存在アピール用として「ピーヒョロロロ」(高い笛のような伸びやかな声)が最も一般的ですが、警戒・警告時には「ピーピピピピピ」(短く鋭い連続音)に変化します。animaroll+1

  • 甘え声や威嚇声など、状況に応じて微妙にピッチやリズムが異なるバリエーションも観察され、コミュニケーションのニュアンスを表現します。ntv

観察文脈での適用

電柱頂上で繰り返し鳴いていた「ピーヒョロロ」は縄張りアピールですが、近くのヘビ持ち猛禽出現直後であれば警告的な「ピーピピ」要素が混じる可能性もあります。orbis-pictus+1
これらの違いは機能的で、トビの社会性や競合状況を反映した適応行動です。ntv


撮影したトビは、ピーピピピピピとは鳴かなかったので、警告声ではなかったようです。

ピーピピピピピと鳴くトビを私はまだ実際に見たことがありません。

トビが電柱頂上で鳴きながら羽繕いしていた行動は、近くの別個体猛禽(おそらくトビまたはノスリ)がヘビ状獲物を持って飛び去った直後であれば、縄張り宣言や牽制の可能性が高いです。wanchan+1

状況の生態的解釈

別個体が獲物(ヘビなど)を持って現れ飛び去る場面は、縄張り内の資源競合を示唆し、残ったトビが「ピーヒョロロ」を繰り返すことで「このエリアは自分のテリトリー」「獲物資源を譲らない」というアピールを行っていたと推測されます。detail.chiebukuro.yahoo+2
羽繕いと並行して鳴くのは、リラックスではなく警戒下での存在誇示で、猛禽類では競合個体への視覚・聴覚的シグナルとして一般的です。syrinxmm.cocolog-nifty

トビとノスリ間の相互作用

  • トビとノスリは生息域が重なり、田園地帯で獲物(ヘビ、ネズミなど)を巡る競合が発生しますが、直接攻撃より鳴き声による距離確保が主です。moto8.cocolog-nifty+2

  • 10月上旬の留鳥期にこうした「ゆるい縄張り主張」が観察され、獲物持ちの個体が去った後も残存アピールとして鳴き続けるパターンが一致します。orbis-pictus+1


トビが電柱から稲刈り前の田んぼ畦道に着地した行動は、獲物(生きた小動物や昆虫、死骸)の探索・捕食目的である可能性が高いです。mamatocolab+1

畦道着地の生態的意味

稲刈り前の田んぼ畦道は、カエル、ヘビ、イナゴ、ネズミなどの小動物が豊富で、トビは上空監視後、低空または着地して狙います。haradasizen+1
草むらに隠れて見えなかったのは、獲物を足で押さえつつ食べていたか、草の陰で探していたためで、視力の優位性を活かした近距離ハンティングです。tinnunculus.blog61.fc2+1

観察文脈とのつながり

直前の別個体猛禽のヘビ捕獲後、縄張りアピールから畦道へ移行した流れは、競合排除後の自力採餌行動と整合します。moto8.cocolog-nifty+1
10月上旬の田園地帯では、こうした機会食利用がトビの日常戦略で、死骸でなくとも生きた獲物を草むらから掘り起こす例が複数あります。mamatocolab+1

私が今回観察した2羽の猛禽が親子のトビだった場合、同じ縄張り内で狩りをすることはあるのでしょうか? 

秋は親鳥が我が子でも縄張りから排斥する子別れの時期なのかもしれません。


トビの親子が10月上旬の同じ縄張り内で狩りを行うことは、繁殖期終了後であれば可能です。tokyo.birdlife+1

親子共存の時期的特徴

トビの雛は巣立ち後約3ヶ月で独立し、親の縄張りから離散しますが、秋口までは親子で資源共有し、狩りを共にする例が観察されます。tokyo.birdlife
刈田や畦道の獲物豊富な田園地帯では、親が子に狩り方を教えるか、緩やかな共存が成立しやすいです。mamatocolab+1

子別れと縄張り排斥のタイミング

  • 10月上旬は子別れの過渡期で、親が完全に排斥するより、鳴き声による距離調整が先行し、ヘビ捕獲後の飛び去りは独立行動の兆候です。wanchan+1

  • 残った電柱トビの鳴きは、親子間アピールか他個体牽制のいずれも可能で、強い排斥より資源競合回避のコミュニケーションと考えられます。orbis-pictus+1


ヘビを持った猛禽(おそらくトビまたはノスリ)が稲刈り直後の刈田で狩りを行った行動は、刈り取り後の露出した獲物資源を狙った典型的な機会食利用です。mamatocolab+1

稲刈り直後の刈田の魅力

稲刈り直後は草や稲が倒され、カエル、ヘビ、ネズミ、イナゴなどが逃げ惑いやすく、猛禽類が上空から急降下して捕獲する好機となります。haradasizen+1
特にヘビは刈田の地面を移動中が多く、トビ・ノスリ共に視認しやすいため、この時期の優先標的です。moto8.cocolog-niftyyoutube

全体観察シーケンスの解釈

  • 刈田でヘビ捕獲→電柱トビの縄張り鳴き→畦道着地、という流れは、資源豊富な田園地帯での個体間競合と採餌連鎖を示します。detail.chiebukuro.yahoo+2

  • 残ったトビは競合排除後、自ら刈田隣接の畦道で類似獲物を探したと整合し、10月上旬の留鳥戦略として自然です。orbis-pictus+1

 

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