2026/01/07

鉄筋コンクリートの老朽ビルを解体するハイリーチ解体機

 

2024年7月下旬 

鉄筋コンクリートの8階建ての中層ビルが古くなって建て替える前に、巨大重機でちまちまと取り壊していました。
住宅密集地なので、ダイナマイトでビルを一気に爆破する豪快な解体作業はできないようです。

老朽化したビルの解体作業をしている、長いアームのショベルカーのような特殊車両の正式名称は、「ハイリーチ解体機」なのだそうです。 
長いアームの先端に巨大で頑丈なハサミのような形のアタッチメントが取り付けられていて、それで挟みつけてビルを少しずつ取り壊していました。 
このアタッチメントの名称は油圧シア(剪断機、油圧シザー、鉄骨カッター)らしい。 
剪断機は挟み付けるだけでなく、手首の部分が自由に回転できます。
この巨大重機(ハイリーチ解体機)のメーカーは不明ですが、長いアームに記してあった会社名をネットで検索すると、東京を本社とする国内屈指の解体企業でした。 

解体作業で生じる粉塵を抑えるために、アタッチメントに向かって常に放水していました。 
取り壊すビルの屋上の角からも連続放水しています。 

左の壁面が足場付きのシートで覆われているのは、粉塵の飛散を防いだり、騒音を低減するためらしい。 
養生シートは壁と同じく地味な灰色で、景観に配慮しているようです。 

未解体の右屋上の角に風向きを知らせる紅白の吹き流しが取り付けられていました。 
ビルの解体工事をする上で、風向きが重要になります。 
粉塵の飛び方も風によって変わってきますし、強風下でハイリーチ解体機を動かすのは危険です。

取り壊している上層階(6階部分)の鉄筋コンクリートの一角(太い梁の末端部)が壊れて落下しました。 
すでに取り壊された部分は、室内の鉄筋が剥き出しになっています。 
かなり古い建物なので、アスベストが断熱材として使われていそうで心配です。 
アスベスト(石綿)は断熱性能に優れていますが、飛散する粉塵を吸い込むと肺などの呼吸器に深刻な障害が出ることが分かり、大問題になりました(アスベスト問題)。 
現在では、ビルを解体する前に必ずアスベスト(石綿)の有無を事前調査で確認することが法律で定められているそうです。 
もしもアスベストが見つかったら、専門業者が適切に除去してから、ビルを取り壊すらしい。 

昔は巨大な鉄球を振り回して建物にぶつけて解体していました。 
浅間山荘事件の記録映像で見たことがあるはずです。 
現在は限定的にしか鉄球は使われず、ハイリーチ解体機だけで完結できる現場が多いのだそうです。 

この現場でハイリーチ解体機は1台だけでしたが、その近くで別のやや小型の重機(HITACHI)2台が作業していました。 
瓦礫をさらに細かく解体・分別して、建材をリサイクルするのだそうです。 

ハイリーチ解体機が伸ばしたブーム(腕、アーム)はかなり長く、まるで恐竜ブロントサウルスのような図体です。 
手前の車道を通る車や自転車と大きさの比較が出来ます。 

ビル上部の解体作業が一段落したようで、ハイリーチ解体機はアームの先端部をゆっくり降ろしました。 
昼休みに入ったのか、少し前進してから停車しました。 


※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

ビル解体作業の一部始終を微速度撮影(タイムラプス)で記録したら面白そうですけど、この日はあいにく三脚を持参してなかったので、手持ちカメラで録画しました。 

解体業界について無知だったので、ChatGPTに色々と問い合わせながら記事を書きました。 

2026/01/06

山中の水場で水を飲む1歳の若いホンシュウジカ♂@山形県【トレイルカメラ:暗視映像】

 


2024年10月下旬・午前1:15頃・気温14℃ 

山中にある少し開けた湿地帯で、水溜りSを自動センサーカメラで見張っていると、深夜にホンシュウジカ♂(Cervus nippon centralis)が単独で左から登場しました。 
角に分岐が全くなくてシンプル(直線状)かつ細いので、1歳の若い♂と判明しました。 
真横から見ても、♂の外性器(陰茎や陰嚢)は全く見えませんでした。 
外性器が見えなくても、鹿は角の有無で性別が判断できるので簡単です。 

1歳の若い雄鹿は水溜まりSの水面にちょっと口を付けただけで、右へ立ち去りました。 
ほとんど飲まずに泥水の匂いを嗅いだだけかもしれません。 


※ 画面の右手前が白飛びしているのは、雨よけのために設置したプラスチック板の庇がトレイルカメラの赤外線を乱反射しているためのようです。 
トレイルカメラのレンズ付近に造網性クモの糸が張り巡らされていました。 


【考察】 
先日はもっと角の分岐が発達した個体も登場したので、様々な年齢からなるホンシュウジカ♂が何頭も♀を探しつつ鹿の空白地帯である当地に分布を広げようと個々に活動していることが分かりました。 
ホンシュウジカの北上(分布拡大)をひしひしと実感します。 
冬の積雪期にも鹿が見られるかどうか、要注目です。 

ちなみに、ホンシュウジカ♀の群れは、この時点では未見でした。 
翌2025年の秋には遂に♀の群れを撮影できました。(映像公開予定) 


モンシロチョウの婚活会場となった花咲くゴーヤ畑で♀に求愛した♂が振られる(交尾拒否)

 

2024年10月上旬・午後12:40頃・晴れ 

山間部の農村の畑に支柱を立てて蔓植物を栽培しています。 
そこに黄色い花が咲いていて、モンシロチョウ♀♂(Pieris rapae)が多数集まっていました。 
夏型のモンシロチョウが忙しなく訪花を繰り返し、翅を閉じて吸蜜しています。 

一方、♂は蜜源植物のゴーヤ畑で交尾相手の♀を探して飛び回っています。(探雌飛翔) 
訪花中のモンシロチョウ♀を見つけた♂は、その近くで激しく飛び回り、求愛します。 
♂から熱烈なプロポーズを受けた♀は、閉じていた翅を全開にして腹端を高々と持ち上げました。 
これはシロチョウ科の♀に特有の交尾拒否の行動です。 
♂が諦めて飛び去ると♀は上げた腹端をゆっくり下ろしますが、しつこい♂が戻ってきて(あるいは別個体の♂が飛来して)求愛飛翔を再開すると、♀は再び高々と腹端を持ち上げます。 
ただの儀式的な意思表示ではなく、♀がこの体勢になると♂は強引に交尾することが物理的に不可能なのです。 
モンシロチョウ♂が交尾するには、♀の協力(受け入れ姿勢)が不可欠らしいのですが、私はまだ♂の求愛が成就して交尾に至るシーンを実際に観察したことがありません。 

いつもの私なら、ゴーヤの花蜜を吸うシーンと交尾拒否のシーンとを別々に紹介するのですけど、今回は訪花シーンを納得のいく映像に撮れなかったので、一緒にまとめました。 
日向で撮影するとどうしてもモンシロチョウの翅が白飛びしてしまい、性別が分かりにくくなってしまいます。

関連記事(4ヶ月前、2、4、8年前の撮影)▶  


ゴーヤについて。
私には見慣れない作物だったのですが、独特の葉の形状からおそらくゴーヤ(別名ツルレイシ、ニガウリ)だろうと判明しました。 
Perplexity AIに解説してもらうと、
ゴーヤ(Momordica charantia)の葉は、掌状に深く裂けた独特の形状を持ち、植物学的に記述すると「掌状複葉(palmately compound)または掌状深裂葉(palmately deeply lobed)」で、通常5–7裂片からなり、各裂片の縁に粗い鋸歯(serrate)が並ぶのが標準です。 品種により葉の大きさや裂け込みの深さが異なり、小葉型から鋭く伸びたものまで多様ですが、共通して深いローブと鋸歯縁が識別点です。巻きひげと対生する傾向があります。
ゴーヤの果実は収穫した後なのか、10月上旬にはほとんど残っていませんでした。
食材となるゴーヤの果実は、夏(6月〜9月)が旬の時期らしい。 
写真に写っていた唯一の果実は表面が滑らかでした。 
てっきり未熟果なのかと思いきや、ゴーヤの果実は未熟なときから既に表面がブツブツ(ゴツゴツ)しているらしく、イボなしゴーヤの品種(苦味が少ない)もあるそうです。


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