2025/04/21

敵に追われて?アナグマの古い巣穴に一次避難し、周囲を警戒するホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年4月下旬・午後23:50頃・気温11℃ 

死んだニホンアナグマの旧営巣地(セット)に来たホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の監視を続けると、いつの間にか巣穴Lに潜り込んでいたようです。 
まさか、後脚を麻痺した個体(いざりタヌキ)が巣穴に籠もっている間に回復して、外に出てくるのでしょうか? 
しかし、このタヌキはかなり警戒している(怯えている?)ようで、なかなか外に出てきてくれません。 
すぐにまた奥に引っ込んでしまいます。 

ようやく巣口Lの外に全身を現しました。(@2:44〜) 
歩行は正常だったので、「いざりタヌキ」である可能性はなくなりました。 
(進行性の下半身麻痺が自然治癒するとは思えません。) 
その場に佇み、左の方を凝視して警戒しています。 

最後に二次林の奥に何者かを見つけたようです。 
姿勢をぐっと低くしたところで、監視カメラの録画が打ち切られていました。 
この後の顛末が何も撮れてないのが残念です。 


【考察】 
最近では巣穴Lに出入りする野生動物は誰もいなかった(巣穴として使われていない)ので、巣穴Lの奥には餓死した「いざりタヌキ」の死骸が転がっていると私は疑っていました。 
そんな「いわくつきの事故物件」からタヌキが出てきたことにまず驚きました。 
死骸の腐敗(生物分解)が一段落して、中に入る気になったのでしょうか? 
タヌキが仲間の死骸を見つけたら、追悼するどころか共食いすることもあり得ます。 
しかし、このタヌキの怯えて警戒心がマックスになっている様子から想像すると、おそらく林内で敵に襲われそうになって、緊急避難として(本来は臭くて入りたくない)巣穴Lに潜り込んでいたのでしょう。 
タヌキがそれほど怯える天敵とは一体何だったのか、気になります。 
まさか、平地の二次林にツキノワグマでも現れたのでしょうか? 


2025/04/20

クマイチゴの花で採餌するオオマルハナバチ創設女王

 

2024年4月下旬・午後14:30頃・くもり 

山麓の用水路沿いに咲いたクマイチゴの群落でオオマルハナバチ♀(Bombus hypocrita)が忙しなく訪花していました。 
吸蜜を繰り返す蜂の後脚の花粉籠は空荷でした。 

早春のこの時期は、ワーカー♀ではなく創設女王と思われます。 
この個体は、オオマルハナバチの特徴である胸部前縁に白帯がなくて、腹部のT2に白帯がとても目立ちます。 
これはオオマルハナバチ創設女王の個体差らしい。(『日本産マルハナバチ図鑑』p86) 

近くでカワラヒワ(Carduelis sinica)が鳴いています♪ 


関連記事(10年前の撮影:ワーカー♀)▶ クマイチゴを訪花するオオマルハナバチ♀ 


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根返りスギの根元で餌を探す雪国のシジュウカラ、ヤマガラ、ミソサザイ【野鳥:トレイルカメラ】

 



2024年1月下旬〜2月上旬

シーン0:1/22・午後12:56・くもり(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の状況です。 
スギ防風林で、根こそぎ倒れたまま放置されているスギ風倒木の根元に掘られた「根曲がり巣穴a」をトレイルカメラで見張っています。 
今季は記録的な暖冬で、積雪がきわめて少ないです。 

 昼間に次々にやって来て餌を探す野鳥をまとめました。 
(混群で来たり、同定が難しかったりするので、鳥の種類ごとにまとめるのを止めました。) 
手前の地面にはツルウメモドキの赤い実があるのに、なぜか野鳥はこれを食べようとしません。


シーン1:1/27・午前10:11・くもり(@0:03〜) 
珍しく大雪が積もった後の静かな午前中に、小鳥が根返りスギの下の穴から外に出てきて、巣口の細い横枝に止まりました。 
すぐに飛び去ったので1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 
どうやらシジュウカラ(Parus minor minor)のようです。 

雪面はいかにも湿雪で、野生動物が歩いた足跡は付いていません。 


シーン2:1/31・午後15:14・晴れ(@0:18〜) 
根返りスギの土付き根っこで餌を探していたシジュウカラが、細い横枝に一瞬止まってから左へ飛び去りました。 

しばらくすると、ヤマガラ(Sittiparus varius)が左から飛来し、倒木をあちこち探ってから右へ飛び去りました。 


シーン3:2/1・午前6:56(@0:51〜) 
ミソサザイ(Troglodytes troglodytes)らしき小鳥が根曲がり巣穴aにちょっと入ってみたり、倒伏したスギの根の辺りで餌を探し回ったりしています。 


シーン4:2/4・午後16:57(@1:40〜) 
また新雪が積もりましたが、雪面に動物の通った足跡はありません。 

おそらくミソサザイと思われる小鳥が巣口aから右横に出てきて、根返りスギの根っこを探索しています。 


シーン5:2/5・午前11:46(@1:54〜) 
シジュウカラが来ていました。 
根返りスギの土付き根っこを嘴で啄んでいるのは、土そのものを食べてミネラル摂取しているのか?と思ったりもしたのですが、越冬中の虫を捕食しようと探しているのだと知りました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


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