2025/02/16

イモカタバミの花蜜を吸うモンシロチョウ夏型♂

 

2023年10月中旬・午後15:15頃・晴れ 

街なかで民家の花壇に咲いたイモカタバミの群落で夏型のモンシロチョウ♂(Pieris rapae)が訪花していました。 
翅を半開きのまま吸蜜しています。 
すぐに飛び去ってしまったので、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

関連記事(10年前の撮影)▶ イモカタバミに訪花吸蜜するモンシロチョウ 


2025/02/15

早春に雪解けした休耕地で巣穴に出入りする疥癬ホンドギツネ細尾【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年3月中旬〜下旬

シーン0:3/11・午後13:08・晴れ・気温27℃(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
残雪に覆われた休耕地で、疥癬ホンドギツネVulpes vulpes japonica)がホンドタヌキNyctereutes viverrinus)から乗っ取った巣穴Rを自動撮影カメラで見張っています。 


シーン1:3/14・午後12:12・くもり・気温13℃(@0:04〜) 
昼過ぎに、疥癬の症状で尻尾が脱毛しつつあるキツネ「細尾」が写りました。 
右の雪原から来たのか、それとも巣穴Rから出てきたばかりなのか、判断できません。 
手前に回り込むと慎重に巣口Mfの匂いを嗅ぎ、中に潜り込みました。 
この巣穴MfにはこれまでホンドタヌキとニホンアナグマMeles anakuma)が出入りしていて、疥癬キツネ「細尾」が入ったのは初めてです。 
この営巣地は複数の巣口が内部でつながっているような気がするのですけど、確かめる方法が思いつきません。 
強風が吹き、監視カメラを固定した灌木が大きく揺れています。 


シーン2:3/14・午後18:35・気温5℃(@0:20〜)日の入り時刻は午後17:48。 
6時間20分後、すっかり日が暮れた晩に、疥癬キツネ「細尾」が巣穴Mfから外に出てきたようです。 
途中で2回身震いしてから雪原を右へ向かい、餌を探しに行きました。 
うっすらと積もった新雪にキツネの足跡が残ります。 


シーン3:3/19・午後13:16・晴れ・気温26℃(@0:32〜) 
5日後の昼間、監視カメラが誤作動した映像です。 
休耕地の雪解けが、手前から奥に向かって進行中です。 


シーン4:3/20・午前1:51・気温-1℃(@0:37〜) 
なんと6日ぶりに疥癬キツネ「細尾」が現れました。 
深夜に左から来て、巣口LおよびMfの匂いを嗅ぎ回っています。 
巣口Rには立ち寄らず、右へ立ち去りました。

この動画を初めて見た私は「巣口Mfの手前で排尿マーキング?」とメモを残しているのですが、今見返すと、ただ素通りしただけに見えます。 


シーン5:3/20・午後20:42・気温0℃(@1:05〜) 
18時間50分後の晩遅くに、疥癬キツネ「細尾」が左から戻ってきました。 
枯野を横切ると巣口Rの手前で地面の匂いを嗅ぎ、右へ立ち去りました。 


シーン6:3/22・午後19:31・気温0℃(@1:27〜) 
2日後の晩に左手前から来た疥癬キツネ「細尾」が躊躇うことなく巣穴Rに入りました。 


シーン7:3/22・午後21:23・気温-2℃(@1:42〜) 
1時間50分後、疥癬キツネ「細尾」が左から来て巣口Lの匂いを嗅いでいました。 
監視カメラの起動が遅れて、出巣Rする瞬間を撮り損ねたのか、それとも疥癬キツネ「細尾」は実は複数いるのかもしれません。
(辻褄が合わず、まるで狐につままれた気分です。) 
巣口MおよびRの匂いも順に嗅いでから、奥の農道に向かって立ち去りました。 


シーン8:3/22・午後22:05・気温-2℃(@2:07〜) 
40分後、疥癬キツネ「細尾」が軽快な足取りで枯野を左下隅に走り去りました。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。
巣穴Rから外に出てきた直後のようにも見えますが、それだとシーン7との辻褄が合いません。

※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】 
積雪期には雪面がレフ板になってトレイルカメラの赤外線が遠くまで届き、暗視映像がきれいに撮れていました。 
ところが早春に残雪が溶けて地面が露出すると、赤外線が遠くまで届かなくなった結果、非常に暗い暗視動画しか撮れなくなり、もどかしいです。 

疥癬キツネ「細尾」として個体識別していたつもりだったのですが、脱毛の進行度合いが異なる複数個体のホンドギツネが出没している可能性が出てきました。 
もっときっちりキツネを個体識別できるようにならないといけません。 


疥癬キツネ「細尾」がこの営巣地で子育てを始めるのではないかと期待していたのに、残雪が溶けると留守がちになりました。
他にもっと良い営巣地を見つけたのかな?
最近では、たまに休む場所として使っているだけのようです。




早春の畑で掘り出した餌をタマネギの苗を植えたマルチシートの穴に埋め戻して隠すハシボソガラス(冬の野鳥)貯食行動

 

2024年3月中旬・午前11:35頃・晴れ 

窓から外を眺めていたらハシボソガラスCorvus corone)が飛来し、庭木の桜(開花前のソメイヨシノ)の枝に止まりました。 
落葉した小枝を採取して巣材を集めるかと期待して隠し撮りを始めたら、カラスは樹上では何もしないで奥の畑に滑空して飛び降りました。 
(映像はここから。) 

畑の端でハシボソガラスは何か餌を地中から掘り出して食べているようです。 
メニューは不明ですが、ポロポロと崩れやすい餌でした。 
全部は食べずに残りの小さな塊を咥えると、とことこ歩いて持ち去りました。 
野菜の苗を植えた畑に黒いフィルム状のマルチシートが敷かれていて、その上をカラスがずかずかと歩きます。 
苗は葉がひょろっと細長く、おそらく秋に植えたタマネギではないかと思います。  
その奥には葉野菜と残雪が少し見えました。 

苗を植えるために黒いマルチフィルムに開けた丸い穴の中に、カラスは持ってきた餌を埋めて隠しました!  
貯食行動の後は、黒いビニールシートの表面で嘴の土汚れを拭いました。 
一連の行動をまとめると、どうやらハシボソガラスは過去に隠した貯食物を掘り出して一部を食べ、残りを再び別な場所に埋め戻したようです。
隠した餌を誰かに盗まれないように対策しているのでしょう。

そのままトコトコ歩いて、餌を掘り出した初めの地点まで戻って来ました。 
畑の同じ場所にもっと餌が埋めて隠してあるのかと期待したのですが、どうやらハシボソガラスは私が覗いていることに気づいたようです。 
最後は物陰に隠れてしまい、そこから飛び去りました。 


小宮輝之(監修)『鳥の食べもの&とり方・食べ方図鑑:おもしろふしぎ鳥類学の世界』によると、
 貯食をする鳥は、人間の想像をはるかに超えて、どこになにがあるかという認知地図が発達しているといわれています。その証明のように、ときどき貯食したものを掘り返したりして移動し、かくしなおしているという目撃例も多いカラス。その貯食は山の鳥たちとくらべると内容がバリエーションに富んでいることも特徴です。これは、もともと山にすむ鳥で貯食の習性があったハシブトガラスなどが都市部で食生活の幅を広げたことで、かくすものの種類が増えていったのかもしれません。 (p106より引用)

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